神様のリング

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062155601
  • NDC分類 788.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

拳を交わしただけの男たちが築いた奇跡のような友情
「私にとってあなたは永遠にチャンピオンだよ」“具志堅用高を超える天才”と呼ばれた亀田昭雄は世界戦の26年後、なぜ悲運の“野獣”に会いに行ったのか……。

プロローグ 2010年、夏
第1部……栄光と挫折
 天才ボクサーと呼ばれた男
 天才を迎え撃った野獣
 明暗
第2部……再び出会う運命
 23年ぶりに聞いた宿敵の名
 シンシナティーまでの道程
 再会
エピローグ 過ぎ行く季節

林 壮一[ハヤシ ソウイチ]
著・文・その他

内容説明

“具志堅用高を超える天才”と呼ばれた亀田昭雄は世界戦の26年後、なぜ悲運の“野獣”に会いに行ったのか…。時空を超えて実現した二人のボクサーの再会と友情、そしてライターとの交流を描いて静かな感動を呼ぶスポーツノンフィクション。

目次

プロローグ 2010年、夏
第1部 栄光と挫折(天才ボクサーと呼ばれた男;天才を迎え撃った野獣;明暗)
第2部 再び出会う運命(23年ぶりに聞いた宿敵の名;シンシナティーまでの道程;再会)
エピローグ 過ぎ行く季節

著者等紹介

林壮一[ハヤシソウイチ]
1969年埼玉県生まれ、東京経済大学卒。在学中にプロテストに合格するが、左肘のケガが原因で挫折。週刊誌記者を経てノンフィクションライターに。1996年、渡米してネヴァダ州立大学リノ校に入学、ジャーナリズム学部プリントメディア学科で10科目を履修。2005年には現地の公立高校で非常勤講師を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kera1019

3
悪徳なスポンサード、プロモーターの搾取、酷列なホームタウン・デシジョン、毒入りオレンジジュースや宿泊先の非常ベルなどの政治的な妨害工作など、今では想像できへんような悪弊な環境を乗り越えて死闘を交わした選手同士の友情というのは私の感想なんか遥か届かへんのやろなぁ… アーロン・プライヤー、世界チャンピオンで34戦全勝32KO無敗の王者でも日の目を見ることなく引退していくって凄い時代です。2013/12/05

半木 糺

2
中量級最強の呼び声高いアーロン・プライヤーとそれに挑んだ亀田昭雄。結果、亀田は敗北し、プライヤーは最強王者への道をひた走る。しかし、その後に待っていたのは、ファイトマネーのピンハネ、ドラッグ、そして自殺未遂という運命であった。一方亀田は枇杷葉治療という民間療法に己の生きる道を見出す。リングの上の栄光が必ずしも人生の栄光には繋がらない。ここにこそボクシングの「魔性」がある。両者は26年ぶりに再会するが、もしかしたら二人のボクシング人生においての一番の財産とは金やベルトではなく、友情だったのではないか。2014/07/25

ちょーのすけ

1
「親父の指導で活躍する亀田兄弟」が話題になりかけた頃、私は、その親父というのは亀田昭雄だと思い込んでいた。古くからのボクシングファンなら、亀田と聞けば亀田昭雄だよねぇ。その亀田昭雄の現在、そして彼が挑んだ世界チャンピオン、アーロン・プライヤーとの交流を描いたドキュメント。懐かしい名前がたくさん出てきた。ところで、現在の亀田の本業である枇杷葉治療というのはホントに効くのか?2010/12/01

Kusashiai

1
1982年7月4日のWBA世界SL級タイトルマッチ、アーロン・プライアー × 亀田 昭雄の二人の栄光と挫折、そして再起を描いたノンフィクション。世界戦から26年後に再会した二人の境遇は、ある意味で容赦の無い年月の経過を思い起こさずにはいられない。個人的には、巻末のエピローグで渡嘉敷 勝男の語る先輩・亀田 昭雄を評する言葉が胸を刺した。2010/11/09

guncrazy25

0
★★★★★2020/04/24

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