出版社内容情報
誘惑、裏切り、芸術、金、狂気……
時にロマンティックで時に破滅的な、
濃密な人間ドラマへ。
◆アントワネットとフェルゼン……運命を変えた逃避行
◆中国皇帝が愛飲していた「媚薬」の恐ろしい効能
◆英雄ナポレオンを絶望させた、冷血の皇后マリー・ルイーズ
◆血塗られたボルジア家……チェーザレとルクレツィアのいびつな兄妹愛
◆『椿姫』のモデル、悲しき高級娼婦マリー・デュプレシス
◆世界屈指の大富豪ロスチャイルド家の「ずる賢い策略」
◆19世紀末の悲劇――皇太子ルドルフの「心中事件」の真相
いかに高い身分に生まれようと、
非凡な才能に恵まれようと、
一時は大きな権力を握ろうと……誰しも、
愛や欲望の前には、一人の無力な人間です。
それは、世界史にその名を残した
人物たちにとっても、やはり同じことでした。 堀江宏樹
内容説明
その情熱が、歴史を動かした。誘惑、裏切り、芸術、金、狂気…濃密な人間ドラマへ。
目次
１章 その「愛」と「欲望」が、歴史を動かした―なぜ愛したのか、なぜ求めたのか
２章 悲しくも強い「女」が欲したもの―世界史を彩る、命のきらめき
３章 たぐいまれな「芸術」を生んだ愛―歪んだ思いが、美を創る不思議
４章 幻のような「夢」を追い求めて―それは“この世ならぬもの”
５章 富・権力への‐見果てぬ野望―そのためなら、人は簡単に裏切る
６章 破滅への衝動…人は静かに堕ちる―こうして、運命の歯車は狂ってゆく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポメ子
8
漫画で読んだ王妃マルゴ、ローラモンテスと音楽家リストとの関係、ココシャネル、チャーチルの母、などなど、読みやすい文章で、色々な人物や、世界史を学べる勉強になる本でした。2020/06/20
神谷孝信
1
歴史に名を残した人々の人生を通して観る世界史で、秘話や裏話も沢山述べられている、じっくり味わいたい内容。３2019/09/13
渋谷英男
0
面白かった。☆3.52020/08/13
