出版社内容情報
あなたの脳は知らない間に縮んでいる?
「AIで進化した脳ドック×軽度認知症対策」の第一人者が見せるMRI画像解析の最先端。
見えないリスクまで「見える化」する
私たちから健康的な生活を奪う最大の要因は、がんでも心臓病でもなく「脳の健康」です。
介護の要因は、認知症と脳血管疾患(脳梗塞、脳出血)で約半分を占めているのです。
その大事な脳が今どうなっているか、あまりに知らなすぎていませんか。
誰もが少なからず歩んでいる認知症の進行を知って止めることが、人生100歳時代を健康で生き抜く唯一の手段です。
「認知症グレーゾーン」で踏みとどまるには
*欧米でなぜ認知症が減り始めているのか
*ブラックボックスだった脳を“見える化”する
*脳の健康を守り続ける戦略的「セルフケア」
*回想法──単なる思い出話のすごい効用
*頭と体の運動──脳をフル稼働させる「シナプソロジー」
内容説明
AIで進化した脳ドックと軽度認知症対策の第一人者が見せるMRI画像解析の最先端。あなたの脳は、知らない間に縮んでいる!?
目次
1章 あなたの脳の「今」と「これから」を知るために―「健康寿命」も大事。「認知寿命」はもっと大事(認知機能低下の5~10年前に起こっていること;「健康寿命」は脳で決まる ほか)
2章 「脳ドック」で脳の状態がここまでわかる―ブラックボックスだった脳を“見える化”する(年齢とともに起こる脳の二大変化;年を取れば脳は「萎縮」していく ほか)
3章 認知症は「迎え撃つ」時代へ―脳を早く老化させていないか(欧米でなぜ認知症が減り始めているのか;脳の萎縮のリスクとなる生活習慣とは ほか)
4章 「認知症グレーゾーン」で踏みとどまるには―チェックポイント、検査、薬(危険サインは「いつもとちょっと違う」;認知症は「アルツハイマー型認知症」が7割 ほか)
5章 脳の健康を守り続ける効果的な「セルフケア」―食、運動、睡眠、そして日常(「ちょっと試してみようかな」から始めればいい;脳の機能を守る「セルフケア運動」 ほか)
著者等紹介
朝田隆[アサダタカシ]
1955年島根県生まれ。医学博士。筑波大学名誉教授。東京医科歯科大学客員教授。医療法人社団創知会メモリークリニックお茶の水理事長。東京医科歯科大学医学部卒業後、英国オックスフォード大学老年科留学を経て、国立精神神経センター武蔵野病院精神科医長、筑波大学臨床医学系精神医学教授などを歴任。40年にわたって認知症の研究と臨床に努め、その知見をテレビ、ラジオ、新聞はじめさまざまな形で発信している
森進[モリススム]
1962年神奈川県生まれ。医学博士。1991年にジョンズ・ホプキンス大学生物物理学博士課程に留学以来、アメリカでの研究生活30年。同大学大学院医学研究科(生物物理専攻)修了後、同大学医学部放射線科教授、高解像度MRIセンター所長、脳画像科学センター所長を歴任。2015年『Radiology』誌過去100年で最も影響のあった論文15選Neuro部門に選出されるなど、MRI解析の第一人者。2021年、研究界と医療現場をつなぐ株式会社エムを創業。人生百年時代の脳健康管理の普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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さくらっこ