「安い食べ物」には何かがある

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「安い食べ物」には何かがある

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784837926597
  • NDC分類 498.54
  • Cコード C0030

出版社内容情報

安いものには必ず「安くできる理由」があります。何を買うか、買わないか?「健康的・おいしい・リーズナブル」な食品の必携ガイド!10万部突破のベストセラー
『行ってはいけない外食』の著者、渾身の書き下ろし!

何を買うか、買わないか?
今、あなたの「選ぶ目」が試されています!

■割高の「減農薬野菜」に期待してはいけない
■「デパ地下の名店惣菜」と「コンビニ弁当」──作っているところは同じ
■同じマヨネーズでも「カロリーハーフ」は安くて当然
■子どもに安い「ラクトアイス」を与えていいか
■「キャラクターつき食品」は原材料費が削られている
■どうしようもない安い輸入食材も、色を抜いたり、つけたりすれば……
etc……

「健康的・おいしい・リーズナブル」な食品のための必携ガイド!

南 清貴[ミナミ キヨタカ]
フードプロデューサー 一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事

内容説明

生鮮食品、加工品、輸入品、原材料、添加物…ここだけはチェック。「体にいいもの」の賢い見抜き方、買い方。

目次

1章 まるで「食品添加物」でできている‐だから安い―ラーメンスープ、カレー、サプリメント…
2章 「本来の作り方」ならこんなに安くできない―マヨネーズ、漬物、味噌…
3章 「地球の果て」からやってくるのにこの安さ―大豆、豆腐、納豆、パン、米、魚…
4章 「不自然な育てられ方」だから大量生産できる―牛肉、豚肉、鶏肉、牛乳…
5章 もともと「目玉商品用」に作られている―惣菜、コロッケ、弁当…
6章 「長期保存品」なのに保存料を入れざるを得ない理由―レトルト、冷凍食品、缶詰…
7章 「調味料」「お菓子」…ピンキリな値段の理由―食用油、塩、砂糖、スイーツ類…
8章 「安い飲み物」を選び続けていいか―ペットボトル、コーヒー・紅茶、ワイン、発泡酒…
9章 「売る側の事情」これだけは知っておいたほうがいい―メーカー、スーパー、小売店…
10章 今、試されている「買う側」の選択―激安、ワケあり、オーガニック…

著者等紹介

南清貴[ミナミキヨタカ]
1952年、東京都生まれ。フードプロデューサー。一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事。舞台演出の勉強の一環として整体を学んだことをきっかけに、体と食の関係の重要さに気付き、栄養学を徹底的に学ぶ。1995~2005年、東京・代々木上原にレストラン「キヨズキッチン」を開業。最新の栄養学を料理の中心に据え、自然食やマクロビオティックとは一線を画した創作料理を考案・提供し、業界やマスコミから注目を浴びる。以降、「ナチュラルエイジング」をキーワードに、全国のレストランやカフェなどの業態開発、企業内社員食堂やクリニック、ホテル、スパなどのフードメニュー開発に力を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けぴ

54
安い食べ物・加工品は食べたくなくなる一冊!漬物:中国製の野菜の色素を脱色した後にそれらしい色に着色。有機肥料を使った野菜:完熟していない肥料だと発癌物質に変化する硝酸体窒素を含む野菜になる。安い牛乳:牛のホルモンを摂取することになり生殖系のがんの原因に。豚肉より安いハム:発色剤として亜硝酸塩・亜硝酸ナトリウムを含み胃の中で発癌物質に変化。弁当や惣菜の野菜:重金属で汚染された土壌で作られた中国製野菜。冷凍食品:キッチンのスポンジに使われるポリウレタンの原材料である加工デンプンを多く含みEUでは使用制限される2022/04/02

たまきら

41
読み終わった後ため息。安い食べ物の問題に切り込む姿勢は大賛成なだけに、あまりにもおおざっぱな文章にがっかりしたんです。賛成派ががっかりするんだから、反対派の人を納得させるのは大変じゃないかなあ…。科学的根拠や文献を提示すべき。人工甘味料が分解されないからゼロカロリーなんです、という説明は不十分だし、代謝されずにずっと体内に残るというのは間違いだと(代謝されにくいのは本当だけれど)、農畜産業振興機構など複数の団体による研究やデータを読めばわかります。ああ…基本的には賛成なのに…(涙)2022/01/12

uD

20
僕たち消費者ができるのはいつだって「食べる」か「食べないか」の判断だけ、必要なのは正しい情報であることは間違いないが、その見極めが困難極まりない。だからこそ「ただ安いから買う」ではなく裏にはカラクリがあると考えなければならないと指南してくれる内容。 ◆キャリーオーバー→最終加工過程で添加物不使用でさえあれば無添加表示OK ◆デパ地下は危険→衛生面劣悪、対面販売は原材料非表示OK この手の本を読んだ後は、もう何を食べたら良いかわからなく(疑心暗鬼に)なり、しばらく食欲不振に…「無知はコスト」とは言い得て妙。2019/03/03

フクミミ

18
なるべく国産品の購入を心掛けてはいるし、自分で作る分には良いのだが、悩ましいのは外食。やはり野菜などは中国産をはじめとする外国産ばかりと容易に想像出来るからだ。すべて国産野菜を使用するファミレスがあるとは誰も思わないだろう。安い物は安い理由があるというわけだ。加工食品、調味料、野菜、水、全てに安全、安心を買うにはかなりなお金がかかる。著者がどれだけ健康で長生きするのが知りたいものだ。2017/04/03

かおりん

15
安すぎるものは怖い。できるだけ国産の食物を選ぶけど、安さに負けることもよくある。カロリーオフやゼロカロリーのものは安全ではない。海外から輸入されている大豆には農薬が大量に使われている。納豆は遺伝子操作の強力納豆菌。付属のたれは危険。安い飲み物にも注意。調味料もいいものを使いたい。売れるから危険なものも入れて味を変えてしまい、安いからと購入する消費者。なるべく安全なものを口にいれるようにしたい。2019/06/10

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