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軽いうつ病D氏の日常生活―読むだけで“うつ”に効く本

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784837925378
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0011

出版社内容情報

アドラー流、「安らぎ」と「満足感」が高まる”心の教科書”! 「D氏」の生き方を知ることが、”うつ”脱出のヒントになる!

うつ病者本人はもちろん、
パートナー・家族・友人・同僚……がうつ病の人に贈る――
「つらい生き方」をやめ、自分らしさを取り戻す、”心の教科書”!!


 よく、「うつ病は心の風邪である」というが、そうではない。「心のガン」である。
 私達はうつ病に対する見方が、あまりにも甘い。
 でも、うつ病は治る。

 人が「苦しい!」と言うときに、その裏にある本当の気持ちは何か。
 人は苦しむことで、自分の心の中の何を表現しようとしているのか。
 それがこの本のテーマである。
 ――加藤諦三

こんな人は、本書を読んでみてください
□「会社では別人」
□“人の役に立たない自分”が不安
□ちょっとの失敗を引きずりやすい
□男性・女性“特有のうつ”
□身近にうつ病の人がいる

【著者紹介】
早稲田大学名誉教授

内容説明

アドラーが教える―「幸せな人生」への最短ルート。「安らぎ」と「満足感」が高まる、“心の教科書”。

目次

1章 うつ病を抱えている人の「心の中」(「うつ病」の本質とは何か?;うつが良くなる「言葉」の使い方;心を支配する「マイナス思考」の正体;エリート銀行員D氏の事例;「心配」と「不安」が教えてくれること)
2章 うつ病になる人・ならない人の分岐点(悩んでいる人が見落としがちな、この“大切なこと”;うつ病になりやすい「あんな人」「こんな人」;「無理している自分」に気づいていますか?;そうして、あの人はうつ病になった)
3章 なぜうつ病は治りにくいか、再発するか(「本当の優しさ」とは何か?;「不安と憂鬱の悪循環」から抜け出すコツ;なぜ、うつ病は繰り返す?)
4章 ここに気づけば、どんな憂鬱も軽くなる(心に溜め込んだダメージに気づく;「自分らしさ」を取り戻す秘訣;その憂鬱の“本当の原因”は?;「逆境に強い人」の共通点)
5章 人生の満足感を高めるために知っておくべきこと(「つい悩んでしまう」心とのつき合い方;もっと“楽”に生きたほうが、愛される;「焦らなくても、大丈夫」)

著者等紹介

加藤諦三[カトウタイゾウ]
心理学者。1938年生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院修士課程修了。現在、早稲田大学名誉教授、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員、ラジオの「テレフォン人生相談」パーソナリティー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カッパ

27
【473】【◯】苦しかったり不安を口にするのは怒りを溜め込んでいるから。これはなかなか心に響きました。そうだったんだと思えるからです。また、助けたがる人は依存心が強く劣等感がつよい。自分が回避してる現実の事実をみたくない。だから歪んだ優越感にひたっているとも言えるとこと。それでは何をするか。ここでもでてくるのは、自分を大切にすること。イヤを口にすることです。心がけたいと思った。2017/07/23

これでいいのだ@ヘタレ女王

24
内容は認知行動療法の序章と言った所だろうか。 貴方の状態は こう言う状況なんだよ と理路整然と描かれているのだと思う。2015/03/02

ようこ

12
加藤先生は、大学で所属していた研究室の教授。私は加藤先生の教え子です。先生は、色々悩まれて人生を送られてきた方。 心の中の葛藤が、どういう態度として現れるのか、心が健康な人と比較して解説されている。いつも悩んでいる人は意識していないが、悩むことでいつも怒りを間接的に表現している。 惨め依存症の人は、辛いという言葉で相手を非難している。自分が周りの人を非難しているほ気がつけば、解決の道は見えてくる。心の中をえぐられる感覚になる。普段習慣的となっている思考に、隠された意味が浮き彫りになるかもしれない。2018/04/17

としP

12
鬱病患者が他人に対して攻撃的なのは、「助けて!つらい!」ということを表しているんだね。勉強になった。2015/01/25

melon

10
うつ病者の自己憎悪の厳しさは、実は周囲の人への憎悪の激しさなのである。何かするのが面倒くさいは嘘。自分の本当の感情に直面するのが恐ろしいからである。自分の気持ちを深く考えるのは嫌だからである。自分を見せびらかしても意味のない人に自分を見せびらかそうとエネルギーを使う。そうして生きることに疲れた人になる。自分から不運を運んでいることに気がつけば道は拓ける。イヤと言葉に出すことで世界は変わる。うつ病になった時は誰でもなるんだと思えばいい。皆うつ病なんだと思えばいい。それは身体を休め自分を見つめる時期である。2014/10/26

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