内容説明
二百年後のいまなお、人の上に立つ人、指導者を目指す人の必読書として読みつがれている『言志四録』のエッセンスと『重職心得箇条』をいちばんわかりやすく現代語訳。
目次
第1部 『言志四録』を読む―先人は、この「60の知恵」で自分の壁を越えてきた!(永遠の「若さ、知力、意欲」を維持する秘訣;いつでも「気分よく」仕事をする方法;過去に未練をもたない、未来に気を揉まない;どんなときでも「目線」を下げない;伸びる人は、細かいことにも手を抜かない ほか)
第2部 『重職心得箇条』を読む―人の上に立つ人の「器のつくり方・人の動かし方」17の秘訣(心に油断なく、軽挙をつつしめ;自分の好みで部下を使うな;断固、守るべきものは守り、変えるべきものは変えよ;前例、慣習にこだわるな;「転機」と「応機」に全神経をつかえ ほか)
著者等紹介
佐藤一斎[サトウイッサイ]
江戸時代後期の儒学者。美濃岩村藩に生まれる。当時の正統学派であった朱子学はもちろん陽明学、易学などにも造詣が深く、門下からは佐久間象山、横井小楠、中村正直などの英才を輩出。孫弟子に勝海舟、坂本龍馬、吉田松陰らがいる。明治維新に与えた影響は計り知れない。42歳のときに書きはじめた『言志四録』、55歳のときに書き下ろした『重職心得箇条』は、200年を経た今日でも「人の上に立つ人」、指導者をめざす人々に必読の書として高く評価されている
坂井昌彦[サカイマサヒコ]
1931年広島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。江戸期・明治大正期の歴史、文化、芸術の研究調査に傾注し、関係書籍も多い
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