佐藤一斎「人の上に立つ人」の勉強―45分で読める『言志四録』+『重職心得箇条』

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  • サイズ B6判/ページ数 130p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837919520
  • NDC分類 121.55
  • Cコード C0030

内容説明

二百年後のいまなお、人の上に立つ人、指導者を目指す人の必読書として読みつがれている『言志四録』のエッセンスと『重職心得箇条』をいちばんわかりやすく現代語訳。

目次

第1部 『言志四録』を読む―先人は、この「60の知恵」で自分の壁を越えてきた!(永遠の「若さ、知力、意欲」を維持する秘訣;いつでも「気分よく」仕事をする方法;過去に未練をもたない、未来に気を揉まない;どんなときでも「目線」を下げない;伸びる人は、細かいことにも手を抜かない ほか)
第2部 『重職心得箇条』を読む―人の上に立つ人の「器のつくり方・人の動かし方」17の秘訣(心に油断なく、軽挙をつつしめ;自分の好みで部下を使うな;断固、守るべきものは守り、変えるべきものは変えよ;前例、慣習にこだわるな;「転機」と「応機」に全神経をつかえ ほか)

著者等紹介

佐藤一斎[サトウイッサイ]
江戸時代後期の儒学者。美濃岩村藩に生まれる。当時の正統学派であった朱子学はもちろん陽明学、易学などにも造詣が深く、門下からは佐久間象山、横井小楠、中村正直などの英才を輩出。孫弟子に勝海舟、坂本龍馬、吉田松陰らがいる。明治維新に与えた影響は計り知れない。42歳のときに書きはじめた『言志四録』、55歳のときに書き下ろした『重職心得箇条』は、200年を経た今日でも「人の上に立つ人」、指導者をめざす人々に必読の書として高く評価されている

坂井昌彦[サカイマサヒコ]
1931年広島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。江戸期・明治大正期の歴史、文化、芸術の研究調査に傾注し、関係書籍も多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

41
改めて読んで、簡単だけど難しい事を実感。色々な場面で、この内容を思い出して実践です。2016/06/06

森林・米・畑

9
江戸末期の学者、佐藤一斎。佐久間象山や山田方谷などを弟子とし、教えは勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬、西郷隆盛など幕末・明治維新に活躍した志士達へと裾野は広い。この考えに影響を受けた門下生達は広い視野と考え方を持って世の中を動かしていった。この本には手軽に読める割には有益な事が多いと思った。『言志四録』は知っていたが、『重職心得箇条』は知らなかった。何回も読むことに意味がある。2020/12/31

colocolokenta

3
現代語訳を読み、原文(書き下し文)を読むと、1条最低でも10分はかかるな。さらに、理解しようとするとなると・・・。味わい深い本です。2010/08/27

hana@笑顔満開のわくわく探索人

2
本棚に入っていたので久しぶりに読み返す。初めて読んだときには目から鱗だったような記憶があるが、最近はリーダー的な立場を任されることが多いからか、「うん、そうだよね」ぐらい。若いうちに一斎の考えを学んでいたからこそ、今があるねかもしれない。2023/06/25

うし

2
佐藤一斎の名前だけでも覚えておきたい。 一燈を下げて暗夜、、、 ただ一燈を頼め。 少にして学べば、、、2021/06/04

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