内容説明
何か「ことが起きた」時、どんな手が打てるか―昔も今も、このこと一つでその人の頭の働き、能力のすべてがわかってしまう。一日の始まりから終わりまで、「こと」あるごとに、いかに対処すべきかを鋭い眼と緻密な頭で解き明かす、生き方極意
目次
なぜ武士は一日一日に「真剣勝負」できたのか
肚に隙をつくらない「勝負の気」
人の上に立つ人の「基礎教養」
「本末」をわきまえて「分」を尽くせ
「恥」を知れば人は強くなる
武士道!―これが心身を鍛える「六つの掟」
“癖馬、欠陥馬”を鍛えろ
礼儀は「形」にして差し出せ
陰口たたくな、批判はするな
「いざ」に備える鉄壁の心構え〔ほか〕
著者等紹介
大道寺友山[ダイドウジユウザン]
江戸時代中期の兵学者。名は重祐。友山は号。山城伏見に生まれる。山鹿素行らに師事して甲州流の兵学を修め、安芸、会津、越前などの諸侯に仕える
童門冬二[ドウモンフユジ]
作家、本名・太田久行。1927年、東京に生まれる。第43回芥川賞候補。目黒区役所係員を振り出しに、都立大学事務長、都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任、1979年退職。在職中に蓄積した人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説、ノンフィクションの分野に新境地を拓く
坂井昌彦[サカイマサヒコ]
1931年、広島に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。江戸期・明治大正期の歴史、文化、芸術に造詣が深い
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