出版社内容情報
「歴史は私に無罪を証明するだろう」。革命家の誕生から,ゲバラとの運命的邂逅,キューバ革命の勝利,今日に至るアメリカとの長い苦闘の時代まで,歴史に残る貴重な発言を満載.国際政治の舞台に残る最後の〈聖なる怪物〉が,著名ジャーナリストとの100時間余におよぶ火花散る対話で語り尽くした,その〈大河的人生〉。
内容説明
革命家の誕生から、ゲバラとの運命的邂逅、革命の勝利、今日に至る米国との長い苦闘まで。スペイン語圏で大ベストセラーになった大著の待望の翻訳。
目次
対米移住問題の危機
ソ連の崩壊
オチョア事件と死刑
キューバと新自由主義全球化
ジェームス・カーター元米大統領の来訪
二〇〇三年三月の反体制派逮捕
二〇〇三年四月の乗っ取り事件
キューバとスペイン
フィデルとフランス
ラテンアメリカ
今日のキューバ
人生と革命の決算
フィデル後はどうなるのか
著者等紹介
ラモネ,イグナシオ[ラモネ,イグナシオ][Ramonet,Ignacio]
1943年5月5日スペイン・ガリシア州ポンテベドゥラ県レドンデラに生まれる。内戦で敗れた共和派だった父が家族とともに48年モロッコのタンジュールに移住、ここで少年時代を過ごす。仏ボルドー大学を卒業しモロッコに戻るが、72年パリに移り、ジャーナリズムと映画評論を始める。パリの社会科学高等学院で文化史博士号を取得。パリのデニディデロー大学のコミュニケーション論教授を経て、パリ大ソルボンヌ校で教鞭を執る。90年から2008年まで月刊紙ルモンド・ディプロマティックおよび隔月刊誌マニエール・デ・ヴォワールの編集長を務めた
伊高浩昭[イダカヒロアキ]
1943年東京生まれ。ジャーナリスト、元共同通信記者。67年からラテンアメリカ全域を取材。04年からNGOピースボート船上講師。05年から立教大学ラテンアメリカ研究所「現代ラ米情勢」担当講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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