内容説明
野球も、人生も、ビジネスも、「原則」はすべて同じ。これが、勝つために必要な「頭の使い方」だ。打者のワザ、捕手の頭脳、監督の器量、これが、プロの「考え方」。
目次
1 「一球をめぐる攻防」―振らねば何も起こらない!(打者の「推理力」;三振のポリシー;名手の守備;「スランプ脱出」バイブル ほか)
2 「指揮官の技」―「持てる力」を「使える力」にする!(長嶋茂雄の狂騒曲;監督・王の変化;「下克上」のセオリー―野村克也;「親分」と「知将」―鶴岡一人・三原脩 ほか)
3 「ああ、理不尽」―なぜ、もっと怒らない!?(「時代遅れ」;「何とかせい」の魔力;涙を奪う「管理野球」;球界の「金銭感覚」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃんしゃん
4
結果が全てがプロの世界。ダメでしたとは言えないのがプロ。けれど抜くところは抜くのもまたプロに必要な技だ。「アマは和して勝ち、プロは勝って和す」とは徹底した実力主義を顕す言葉。師弟関係のスポーツ?に縁が薄かった為か、いちいち腑に落ちる。仲間を大切に和気あいあいとするのと上下の別なくプロとして結果を出すのとは次元の違う話だと思う。何であれ、お金をもらっている限りプロだ。プロとしての在りようを学ぶ。2016/10/09
Carabaggio17
0
反骨の野球評論家の技術論一切無しのエッセイ集。ジャパニーズオールドベースボールとミレニアムベースボールを繋ぐ橋渡しとなる方であり著書である。野武士軍団という骨太のチームが福岡にあったという事を世に遺したスポークスマンだった豊田さん。2023/11/18
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