知的生きかた文庫<br> 諸葛孔明の兵法

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知的生きかた文庫
諸葛孔明の兵法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 246p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784837904076
  • NDC分類 399.2
  • Cコード C0130

内容説明

諸葛孔明は、戦略に秀でただけでなく、未来を構想する目、部下を思う心、組織を統率する力にすぐれた多面的な偉才であった。どんな死地におかれても必ず突破口をつくり出していった孔明の、最高の教えがここにある。

目次

第1部 生涯―人生に挑みつづけた大器量に学ぶ(隆中に庵を結ぶ―多士済々の修養時代;「臥竜」いよいよ立つ―劉備玄徳との運命の出会い;「人畏れてこれを愛す」―「七縦七禽」にみる孔明の人心収攬術 ほか)
第2部 将苑〈心書〉―孔明の「心の攻め方」に学ぶ(「野武士」経営と「管理」経営ではどちらが強いか;適材適所の「スペシャリスト・チーム」編成法;成功を呼びこむ「禁・礼・勧・信」の大原則 ほか)
第3部 便宜十六策―孔明の「作戦・情報・人事」術に学ぶ(「近道を求めて迷子になる」のが敗者のパターン;「正攻法」と「奇計」の配合の妙を学ぶ;人材は集めるだけでなく常に「浄化」せよ ほか)
第4部 出師表―軍神・孔明の「遺書」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

59
諸葛孔明というと、『三国史演技』の方を思い描いてしまう。演技の孔明は、奇門遁甲なる仙術を駆使し、縦横無尽なスーパーマンのような人物として描かれているが、実際の人物像とは、かなり掛け離れているようだ。本書では、韜隠の著した『諸葛亮兵法』を元に、実像の孔明を描き出している。そこに描かれた孔明は、質実剛健で、深慮遠謀な人。そして受けた恩を決して忘れない高潔な人でもあった。まさに今の世の人の手本とすべき人物だと思う。また『諸葛亮兵法』の内容は、温故知新な内容に満ちていて、現在の社会に十分に活かせるものと感じる。2015/12/29

コウメ

49
/軍隊であろうと国家であろうと、その内部崩壊の原因になるのは5つ。1.徒党を組み、派閥を作って私利をはかり、あるいは立派な人を意識的に誹謗。2.目立つような華麗な服装をつけ、好んで奇をてらう。3.妖術や神がかりの言葉で人を惑わす。4.規律を守らず、扇動を好む。5.損失を計算して、ひそかに敵と共謀する。この五つは遠ざけ、親しまない。/「人間の心根を見抜く7つ」1人間の本性を判断するのは極めて困難。善人は善人らしく、悪人は悪人らしい顔をしてるとは限らない。2019/09/11

どぶねずみ

28
漫画『三国志』を読んでから諸葛孔明にすっかり惚れ込み、本書で孔明からもっと学べることはないか探してみた。常に孔明のような寛大な心を保つには? 職場での対人関係を上手くこなす(人の心を掴む)には? 仕事のベストな進め方やリーダーのあり方は? ルーティンでないことが起こったらどうすればいい? すべてがマニュアルとして残されていて、慌てることなんて何もないような生き方の手引書。それら全て『三国志』で起こった事例で解説されているのが面白い。2020/05/30

ipusiron

3
1999/1/25読了

すこぶる健康

2
歴史の面では自分に知識が足りずわからない部分がある。リーダーとはどうあるべきかという視点で読んでいた様な感じです。買ったのは10年以上前。2018/02/04

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