内容説明
人やお金をコントロールするというのはやっかいだけれど、経営者にとってとても大事な教訓を話しておこう。100億円企業を倒産させた著者が語る、エピソード30。
目次
第1章 リーダーの話をしておこう(リーダーは率先垂範を旨とする―周りから好かれる経営者の真実;リーダーに仁徳がなければ組織が危うい―他人への思いやりがない経営者の会社は活気に欠ける ほか)
第2章 人間関係の話をしておこう(己を欺かず、他者を欺かず―他者との関係で悩む以前に己の気持ちを偽らず素直であれ;“友は選ぶもの”と知れ―誰とでも仲良くしなさいとは所詮無理なこと ほか)
第3章 経営の話をしておこう(経営するということは、生涯学び続けること―経営者には誰もがなれるが、経営し続けることは難しい;経営者は会社の使命を語れ―経営者が使命を軽視し放棄することは自滅に等しい ほか)
第4章 お金の話をしておこう(会社は利益を上げるためにある―経営に慣れると利益を上げるという当たり前のことを忘れる;会社経営は手元資金が何よりも大切である―コロナ禍で企業の手元資金の多寡が生死を分けている ほか)
第5章 人生の話をしておこう(たくさんの人のお陰で生きている―飛び込んだ力で浮かぶ蛙かな;誠心誠意、全力を尽くす―人は真っ当に生きていたなら何も問題はない ほか)
著者等紹介
大石吉成[オオイシヨシシゲ]
ビジネス・イノベーション・サービス株式会社取締役社長。1956年、兵庫県淡路島生まれ。同志社大学法学部卒業、大学卒業と同時に家業である建設資材商社に入社。30歳で代表取締役となり、順調に事業を拡大し、沖縄から北海道まで支店、営業所網を敷く。M&Aや新規事業により、グループ売上115億円を超すも、2010年、負債総額45億円でグループ各社法的整理。2011年、友人、知人の支援によりビジネス・イノベーション・サービス(株)設立。現在、数社の顧問をしながら親子経営コンサルタントとして活躍。経営者、後継者に自らの体験と数多くのコンサルティング現場から導き出した「親から子へ失敗しない経営継承の極意」を伝授している。また、後継者に業務改革の指揮を取らせてイノベーションを起こさせるプログラムを開発している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。