内容説明
フランスを中心に活躍する国際的経営コンサルタントのボブ・オーブレー。産能大学名誉教授で国際経営評論家の小林薫。日仏の碩学が共同で取り組んだ「新しい伸びやかな自己形成」をサポートするための提言の書。自分の本当の能力を描き出し、発見し、取り組み、楽しんでつくっていくことの喜びを数多くの事例とともに紹介―。
目次
第1部 “脱教育社会”へようこそ―ガンジガラメの“教育社会”からの脱却(教育マンモスの衰退;船を沈めて優れた泳ぎ手を選ぶなんて…;“箱”から脱け出して実人生へ;本当の自分になるには;親にも役目がある)
第2部 自らの“手”を使って広い世界へ―能力開発の5つのポイント(5本の指を握りしめて;“アイデンティティ”を発見する―ポイント1 親指;“自己企業化”への道―ポイント2 人差し指;“実行能力”づくり―ポイント3 中指;“価値創造”の本質とは―ポイント4 薬指;“機動性”を駆使して世界各地へ―ポイント5 小指)
第3部 これからのキャリア革命―変化していく社会で、学ぶため、生きるために(学習することを学習する;空恐ろしくなるキャリア革命)
著者等紹介
オーブレー,ボブ[オーブレー,ボブ][Aubrey,Bob]
米国生まれでパリをベースに欧米、アジア、日本で活躍する国際経営コンサルタント。マルセーユ大学経営大学院教授。北京大学、精華大学客員教授。また新しい教育研究所であるMETIZOを主宰している。1990年刊行の仏語による『サヴワール・フェール・サヴワール(知り方を知る/知恵と学習と実践)』(邦訳『考える組織の経営戦略』PHP研究所)はドーフィーヌ経済図書大賞を獲得。『一度の人生だから―自分でデザインする生き方』(清流出版)もフランス、中国でベストセラー
小林薫[コバヤシカオル]
産能大学名誉教授。国際経営評論家。NHKのテレビ番組「英語で勝負」「英語ビジネスワールド」でもお馴染み
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