出版社内容情報
需要創造を目指すマーケティング、費用削減を目指すロジスティクス。両者の均衡をリーディング企業での実際のケースで分析。IoTをはじめICTの進展に関する記述も拡充。
内容説明
マーケティングとロジスティクスの均衡をめざして試行錯誤を繰り返してきたリーディング・カンパニーのチャネル・リンケージ行動とマネジメント諸説を関連付け、経営学の視点で分析。第2版ではチャネル・リンケージの補完要件として重要度を増すITおよびIoTに関する内容を充実させた。中でもモバイル・マーケティングの進化について大幅な加筆修正を行っている。その他、初版の補完としてブランドの価値提案と階層性についての章や、情報化社会への移行における日米両国の適応力の相違点を考える材料として、シリコンバレーの起業支援環境についての章を加えた。
目次
第1章 マーケティングと流通問題―A.W.Shaw(ショー)の物的流通観
第2章 ロジスティクス・システムと供給連鎖(Supply Chain)概念
第3章 マーチャンダイジングとロジスティクス―QR、ECR、カテゴリー・マネジメントの台頭
第4章 ヨーロッパにおける流通寡占形成とトレード・マーケティング
第5章 統合型マーケティング・コミュニケーション(IMC)によるブランド構築
第6章 ブランドの価値提案と階層性
第7章 海外ブランド企業のマネジメント展開とチャネル行動
第8章 デジタル・エコノミーの進展とモバイル・マーケティング
第9章 シリコンバレーにみる起業支援環境
著者等紹介
田村公一[タムラコウイチ]
1960年大阪府生まれ。松山大学大学院経営学研究科教授。松山大学経営学部経営学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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