内容説明
「福祉」=「Life」。弱者に寄り添い共に生きる喜び。「福祉」を切り拓き、一生を捧げた先人の生き方、行動から「福祉とは何か」「福祉の魅力」を伝えます。今、必要なのは「福祉の文化」の形成です。その基礎を支える市民文化が在るかです。
目次
第1章 若い「福祉」を目指す人に(これからの福祉―選ぶ福祉・参加する福祉;専門職―人間としての完成を目指して ほか)
第2章 専門職である前に一人の人間であれ―阿部志郎先生との出会いをとおして(ボランタリズムとの出会い;コミュニティとは何か ほか)
第3章 心はあたたかく、されど頭は冷やかに(「福祉」との出会い;ソーシャルワーカーの経験 ほか)
第4章 学びと実践のチャレンジ―私の歩んだ福祉の道(福祉への道;フィリピンへの留学 ほか)
第5章 実践をとおして「福祉」を目指す人に伝えたいこと(「宗教と人間」という科目がなぜ開講されたか;私が福祉を選んだ動機 ほか)