出版社内容情報
背中を人に見られたくない、「経過観察」といわれて何もすることがない……といったことは、側弯症になったかたが抱える日常の一端です。
なぜ、こうなるのでしょう。
その背景には、側弯症が原因不明の病気だということがあります。
しかし、側弯症は決して治せない病気ではありません。
完治は難しいかもしれません。しかし、トレーニングによって症状は改善します。
その結果、背中の隆起が小さくなったり、体の痛みが取れたり、側弯症によるさまざまな不定愁訴が解消したり……といった具合に、多くのメリットが得られます。
本書は、子供から大人まで無理なくできるトレーニングを紹介した一冊です。
側弯症を治すために、まず自分でできることを始めてみませんか。
内容説明
背骨を伸ばして支える筋肉をつくる。側弯の改善は可能!!
目次
第1章 なぜ、矯正トレーニングで側弯症が改善するのか―患者さんが教えてくれたこと
第2章 側弯症矯正トレーニングのやり方
第3章 温灸でバランス感覚を取り戻す―重要な八つのツボの使い方
第4章 側弯症のセルフケアがもたらす効果―臨床の現場からの報告
第5章 側弯症なんでもQ&A
第6章 体験談
著者等紹介
石原周[イシハラアマネ]
鍼灸師。あんまマッサージ指圧師。側弯症の治療を専門とし、老若男女を問わず多くの患者の施術に当たる。ゆがみ方や、ゆがみ具合が人によって全く異なる側弯症に対し、それぞれに適した治療を施すとともに、自宅で行うセルフケアを指導。多くの人を改善に導く。元陸上自衛隊第一特科隊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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