出版社内容情報
実在した世紀の「大泥棒」と世間を賑わせた「大脱走」の記録を、新聞風デザインとポップなイラストで紹介。本書では、映画やドラマの題材となったものを含む、18の事件を収録しています。
白昼堂々の犯行! ルーヴル美術館から《モナ・リザ》が消えた!?
前代未聞!? 260万ポンド(約70億円)を強奪した伝説の列車強盗事件。
夜が明けると銀行はすっからかん。現代のロビン・フッドによるスリリングな冒険譚。
難攻不落の孤島、アルカトラズ刑務所からの囚人たちの決死の大脱獄劇!
ふたつの家族が団結して封鎖された東ドイツから西へ脱出! いったいどうやって?
囚われのヨガマスターがとった、驚きの脱獄方法とは……。
誰しもが知る大事件から、自由を求めた命懸けの逃亡劇まで、世界各国の多様なエピソードを掲載。事件の動機と経緯、その結末を分かりやすくまとめています。人類の飽くなき欲望や大胆な行動力、思いもよらぬ発想の記録が満載。「事実は小説よりも奇なり」を体現する1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
145
実在した世紀の「大泥棒」と世間を賑わせた「大脱走」の記録を、新聞風デザインとポップなイラストで紹介した楽しい作品です。但し、欧米では有名なのかも知れませんが、私は「アルカトラズ大脱走」くらいしか知りません。 https://www.maar.com/shop/art/culture/isbn97848373690282023/12/14
くさてる
20
カラー図版でイラストもふんだんに、タブロイド紙っぽい紙面で語られる、大泥棒と大脱走の物語。そういう造りだけど、中身はみっちり読み応えあって面白かったです。結局犯人は捕まらなかった……という話もあって、やっぱ事実は小説より奇なりというやつだなと思いました。2024/04/22