小山薫堂×佐藤可士和―SWITCH INTERVIEW達人達

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  • サイズ B6判/ページ数 128p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835618722
  • NDC分類 699.67
  • Cコード C0095

内容説明

“無駄を楽しむ男”と“整理する男”。トップクリエイターが語り尽くした究極の仕事術。異なる分野で活躍する2人の“達人”が出会い、語り合う―。NHK Eテレのトークドキュメントが書籍化!

目次

第1部(遊び心溢れる職場が「くまモン」を生んだ;成功の鍵「本気」を生む秘けつ;「誕生会」が、企画の原点;企画・サービスの本質は「慮ること」;「もったいない」が発想の源;「サービス精神」と「サプライズ」;「結果」を出すことの重み;小山薫堂の仕事場「オレンジ・アンド・パートナーズ」オフィス;佐藤可士和の仕事場「サムライ」オフィス)
第2部(「違い」が浮き彫りになる達人達;「整理する男」の仕事場とは;「意思決定者」と仕事をする;「整理する」というブランディングの効果;会社ブランディングと、個人のブランディング;カリスマ経営者が佐藤可士和を大絶賛するワケ;企画の達人を悩ませた仕事とは;日本という国をブランディングする;達人達の「化学反応」)

著者等紹介

小山薫堂[コヤマクンドウ]
放送作家、脚本家。「オレンジ・アンド・パートナーズ」代表、東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科長。1964年、熊本県生まれ。日本大学芸術学部在学中に放送作家としての活動を開始し、ユニークなヒット番組を連発。脚本を手がけた映画『おくりびと』(2008年)ではアカデミー賞外国語部門賞を受賞した。熊本県地域プロジェクトアドバイザーとして「くまモン」を生み出し、京都の料亭「下鴨茶寮」の亭主、日光金谷ホテルの顧問を務めるなど、活動の幅を広げている

佐藤可士和[サトウカシワ]
アートディレクター、クリエイティブディレクター。「サムライ」代表、慶応義塾大学特別招聘教授、多摩美術大学客員教授。1965年、東京生まれ。多摩美術大学卒業後、博報堂を経て2000年に「サムライ」を設立。06年にはファッションブランド・ユニクロの世界進出に際し、ニューヨーク旗艦店のブランディングを担当。「セブン‐イレブン」、「今治タオル」のクリエイティブディレクターも務め、国立新美術館のシンボルマークデザインからミュージアム、病院、幼稚園のプロデュースまで仕事は幅広い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tuppo

4
例えば「湖をつくろう」というときに他の湖にあった水を汲んで運んでくるやり方とくぼみに水が流れ込む道筋を作るやり方があると思うんです。僕がやるのは後者でつまり道筋は作るけれど水を流していくのは自分たちの力でやらなければ意味がないと考えていて。単発で「水を運んでくる」だけでは企画者がいなくなった時にそこで道が潰えてしまうし本物の地域振興キャンペーンにならない。2017/12/17

Megumi Ichikawa

3
「無駄を楽しむ男」小山薫堂と「整理する男」佐藤可士和のやり取り。お互いの事務所を訪ねる。移動中の2人の会話が面白い。佐藤は手ぶら。小山は大きなカバン。小山がカバンからいろいろ出してきて、佐藤が驚く辺りで、声を出して笑ってしまった!2人のトップクリエーターが語る仕事術。真逆のように見えるが、共通点もある。2014/06/19

okatake

2
小山薫堂と佐藤可士和、どちらも今をきらめくブランディングメーカー。その対談をまとめたもの。「もったいない」で捨てられない小山ととにかく整理しシンプルな佐藤。その手法はことなりますが、その根底にあるものは似ているように感じた。どちらも主役にはなろうとしていない。主役はクライアントやその製品。そのなかにあるものを引き出していく。可士和のいう「問診」って私たちの作業インタビューです。そして作業療法は、治療的存在である私たちと対象者や介護者との関わり合い、支援、そして化学反応。こう考えると何でも先は同じものなのか2016/07/19

くりす

2
私の大好きな二人の対談!薫堂さんの「もったいない」可士和さんの「整理する」私は「整理する」よりかな~!真逆の二人に実は共通点がある。話の内容は、それぞれの著書に書かれた内容の繰り返しなので、あまり新しさはないが、ふたりの対比をするにはよい本です!ますます、このお二人が好きになりました。2014/09/02

よちよち

2
佐藤可士和の事務所のような空間は憧れるが、自分はどちらかというと小山薫堂的な人間なのだと感じる。雑多なものに囲まれながら、それらが発するエネルギーを感じていたい。その最たるものが、本である。時として、語りかけてくる。生活空間で、本やそれ以外の異質なもの同士が奏でるメロディーを楽しもうと思う。2014/03/23

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