内容説明
わたしは、わたしの好きな作家たちに、わたしの決めたお題でもって小説を書いてもらったのだった。(中略)胸が高鳴り、読む喜びをぞんぶんに味わった。その喜びが分厚くなっていく。「スカート」というお題で、みんなで遊んでいる感じ。待って、楽しい。なにこれ。朝倉かすみがいちばん読みたい作家たちに「お願い」した、スカートモチーフの短編集。
著者等紹介
朝倉かすみ[アサクラカスミ]
1960年、北海道生まれ。2003年、「コマドリさんのこと」で北海道新聞文学賞を受賞。2004年、「肝、焼ける」で小説現代新人賞を受賞。2009年、『田村はまだか』で吉川英治文学新人賞を受賞。2019年、『平場の月』で山本周五郎賞を受賞
北大路公子[キタオオジキミコ]
1963年、北海道生まれ。2005年、『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』で単行本デビュー
佐藤亜紀[サトウアキ]
1962年、新潟県生まれ。1991年、『バルタザールの遍歴』でデビュー。2003年、『天使』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2008年、『ミノタウロス』で吉川英治文学新人賞を受賞
佐原ひかり[サハラヒカリ]
1992年、兵庫県生まれ。2017年、「ままならないきみに」でコバルト短編小説新人賞を受賞。2019年、「きみのゆくえに愛を手を」で氷室冴子青春文学賞大賞を受賞
高山羽根子[タカヤマハネコ]
1975年、富山県生まれ。2009年、「うどん キツネつきの」で創元SF短編賞佳作。2016年、「太陽の側の島」で林芙美子文学賞大賞を受賞。2020年、「首里の馬」で芥川賞を受賞
津原泰水[ツハラヤスミ]
1964年、広島県生まれ。1989年、少女小説家としてデビュー。1997年の『妖都』から、「津原泰水」名義で作品を発表。2012年、『11』でTwitter文学賞国内部門1位
吉川トリコ[ヨシカワトリコ]
1977年、静岡県生まれ。2004年、『ねむりひめ」で「女による女のためのR-18文学賞」大賞と読者賞を受賞
中島京子[ナカジマキョウコ]
1964年、東京都生まれ。2003年、『FUTON』でデビュー。2010年、『小さいおうち』で直木賞を受賞。2014年、『妻が椎茸だったころ』で泉鏡花文学賞を受賞。2015年、『かたづの!』で河合隼雄物語賞、柴田錬三郎賞を受賞、『長いお別れ』で中央公論文芸賞、日本医療小説大賞を受賞。2020年、『夢見る帝国図書館』で紫式部文学賞を受賞。2022年、『ムーンライト・イン』『やさしい猫』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞、『やさしい猫』で吉川英治文学賞を受賞
藤野可織[フジノカオリ]
1980年、京都府生まれ。2006年、『いやしい鳥』で文學界新人賞を受賞。2013年、『爪と目』で芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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