講談社の創作絵本<br> バブルが村にやってきた!―絵本でわかる経済のおはなし

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講談社の創作絵本
バブルが村にやってきた!―絵本でわかる経済のおはなし

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  • サイズ A4変判/ページ数 32p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784065380895
  • NDC分類 E
  • Cコード C8071

出版社内容情報

ペンギンさんは、腕のいい家具職人でしたが、いまはもう、引退しています。

アニマル村に住むどうぶつたちは、助けあってくらしています。仕事をやめたペンギンさんに、みんないろいろな食べものをもってきてくれます。

ある日、ペンギンさんは、いつもお世話になっている近所のひとに、お中元を贈ろうと思いました。

ただ、会社を退職しているので、お金がありません。

そこで、「1日まるごと なんでも おてつだいします」と書いたクーポン券を近所のおうちに配りました。

腕のいいペンギンさんのおてつだいクーポン券は大人気!

そのひょうばんをききつけた、証券会社のタヌキさんは……?


もともと、ペンギンさんが無料でくばったクーポン券が1000円になり、3000円になり、最後にはなんと1億円になってやがて、ただの紙くずになってしまうまでのアニマル村の大騒動。

ものの値段はどうやって決まっていくのか。
まわりの人が儲けてみえるとき、自分も儲けたいという気持ちはなぜ止まらないのか。
値上がりを期待してお金を借りて手に入れることはなぜおそろしいのか。

アニマル村の物語を通して、わかりやすく伝わります。



〈森永卓郎さんから子どもたちへメッセージ〉


みなさんに伝えたいことは、「お金が自動的に増えることはない」ということです。

お金が増えるのは、働いたときと、人から奪ったときに限られます。

投資をすると、一見お金が増えたように見えるのですが、それは「バブル」が生じているからで、バブルは必ずはじけます。

バブルがはじけたときに、被害を受けるのは、最後まで投資を続けた人です。

つまり、投資というのは、ババ抜きと同じゲームなのです。

ですから、投資でお金を稼ごうなどと思わず、まじめに働いてお金を稼ぐことが、人生で何より大切なのです。 



*すべての漢字ふりがなつき
*小学校低学年から
*オールカラー32ページ


内容説明

投資の時代の子どもたちに伝えたいお金の話!

著者等紹介

森永卓郎[モリナガタクロウ]
1957年東京都生まれ。経済アナリスト、獨協大学経済学部教授。1980年、東京大学経済学部を卒業。日本専売公社、経済企画庁、UFJ総合研究所などを経て現職。2023年末にがんを公表し、現在、闘病生活を送りながらも、執筆、テレビやラジオ、講演など多方面で活躍中

林ユミ[ハヤシユミ]
大阪府生まれ。イラストレーター。イラストやマンガを中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とよぽん

54
貨幣経済の落とし穴について、絵本仕立てにわかりやすく説明した絵本だ。物の価値以上に値段がどんどんふくれ上がっていく。もうけたいと思って借金をして投資したあげくに、バブルがはじけて借金だけが残る。森永卓郎さんはこのアニマル村を通して「かんたんにお金が増えることはない」と、力説する。絵本を読んでいて、キツネ銀行がかなり悪役だと思ったのだが・・・。結局は楽してお金儲けをしたい人間の浅はかな僥倖心がダメなのだと・・・。お金は水のようなもので、貯めておくのではなく流さなくては活かされない。経済は難しい。2025/03/26

読特

32
チューリップと不動産にIT。あの時なぜあんなに価値があると思ってしまったのだろう。もっと上がるかもの期待。買いが買いを呼ぶ。最後につかまされたものがババを引く。はじけて初めてわかるバブルの怖さ。まるでロシアンルーレット…できるだろうという見込みの信用創造。資金を投入することで生産性を向上させる。実際の豊かさよりもお金は先行して増える。お金を増やすことが経済を回すことでもある。投資は悪いことではない。だが、マネーゲームに巻き込まれてはいけない。バブルのからくりを絵本で伝える。子供たちにも正しく理解させたい。2025/03/09

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

12
中学生の読み聞かせリクエストで「お金」についてがありました。それは儲け話?(笑)大きく経済という意味で選書した絵本。今は詐欺事件がまん延しています。どの世代にも伝えたい大事なことですね。簡単にお金儲けなんて出来ません。2025/03/16

belalugosi6997

10
遺作「投資依存症-こうしてあなたはババを引く」の前哨作品と位置付けて良いだろう。極端な価格の高騰は愛嬌としてもバブルの発生と破綻は実に良くできている。渾身の力作である。著者はマルクスをこよなく愛し、資産家・富裕層を厳しく憎む。生涯を掛けて濡れ手に泡、右から左に金を動かしただけで儲ける連中を敵対視して警鐘を鳴らしてきた。絵本と思わず真剣にあとがき「バブル」ってなに?まで読んでもらいたい「投資でお金を稼ごうとせず…」残念ながら遺言は守られない。r>gだから。2025/05/25

白いカラス

5
まさに大人の絵本ですね。投資をすると、一見お金が増えたように見えるが、それはバルブが生じているから。真面目に働いてお金を稼ぐことが、人生でなりより大切。森永さんのお言葉、肝に銘じます。2025/03/09

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