出版社内容情報
絵を始めたいけれど戸惑っているそんな方に描くことの楽しさを世界のトップアーティストが教える絵画入門シリーズ。
内容説明
花と葉の基本的な描き方を中心に、どんな花を描くときにも応用がきく基本的なフラワーポートレートの描き方を解説します。
目次
著者プロフィール
フラワーポートレートを描く
花と葉の構造
画材と用具
色について
水彩画の技法
花について
葉について
鉛筆によるデッサン
マスタードローイング〔ほか〕
著者等紹介
コンロン,エリザベス[Conlon,Elizabeth]
アイルランドのダブリン生まれ。1966年以来イギリスのドーセットに住む。現在は、穏やかな海に島々が点在ずる風光明媚なプール湾に臨んだ場所に住居と仕事場を持つ。とりわけ自然保護区に指定されているブラウンシー・アイランドの美しさで有名なところです。家族みんなでこの海辺での生活を楽しみ、一緒にセーリングもする。ロンドンのセントラル・スクール・オブ・アートで学んだ後、2人の子の子育てと家業を手伝うため、絵を描くことを完全に中断。ふたたび描き始めてからは、水彩画、油彩画、テンペラ画、細密画など多彩な技法でさまざまな題材を描く。現在は、精緻な植物画、油彩の静物画の習作、植物画の習作をもとにした半抽象画などのほか、写生による人物画にも取り組む。学生時代はいつも花を描いていたが、植物画やフラワーポートレートに本気で取り組むようになったのは、家業や家事にかなりの時間が取られるため、その場に出かけて絵を描いたりするのは無理だとわかったときからでした。時間と場所が制約されているなかで絵を描くためには、スケッチブックや写真を使わずに、実物を描いたり彩色できる植物に題材を絞るのがいちばんだった。また花を描く場合、予定した時間内で作品を仕上げられ、必要なら中断して次の日、もしくは次のにまた描き始めることもでき、もちろん例外もあるが、個々の花がそれぞれ要求する条件というものもある。希少植物はそれについて調べたり描いたりしようと思っても、入手が困難です。そのため、情報に注意しながら新しい題材となる植物をこつこつと集めたり、貴重な植物を快く貸してくれそうな苗畑の持ち主や、栽培家を見つけたりもする。植物画家協会の会員ですが、この会は毎年春にロンドンのパーラメント・スクエアにあるウエストミンスター・センター・ホールで展覧会を開催。これまでに個展も3度開き、ロンドンのマル画廊には王立海洋画家協会、王立油彩画家協会、王立水彩画協会との関係で、つねに作品を展示
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