内容説明
エース・上野由岐子の3試合413球の熱投で悲願の金メダルを獲得した北京オリンピック日本代表はどうして、常勝軍団・アメリカに勝てたのか?満身創痍の上野はなぜ、最後まで投げ抜くことができたのか?世界一のチームができるまでを追ったノンフィクション。日本代表17人が語る「勝利の秘密」。
目次
第1章 助走
第2章 北京
第3章 バッテリー
第4章 激闘
第5章 歓喜
著者等紹介
吉井妙子[ヨシイタエコ]
スポーツジャーナリスト。宮城県生まれ。朝日新聞社に勤務後、1991年に独立。『帰らざる季節―中嶋悟F1五年目の真実』(文藝春秋)で91年度ミズノスポーツライター賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジュンジュン
3
名前を聞いて顔を思い出せるのは、上野投手と宇津木元監督、そしてブストス(笑)。今思い出しても、最後の2日間(3試合で上野の413球)は神っている。選手のコメントを多数おりこみながら、感動の軌跡を再現。2018/04/22
Humbaba
2
特に上野投手の活躍が報道された北京オリンピックでの女子ソフトボール.相手は正しく最強を地で行くアメリカ.数字だけを見れば,その差は正しく歴然としていた.しかし,チーム内では,裏方も含めてそのような空気は全く無く,すべての人間が勝つためにできることをやりつくしていた.2010/07/05
トライ
1
北京五輪を思い出しながら読みました。坂井投手がかっこいい。2010/06/13
ifuru55
0
スポーツの奥は深い。★★2014/09/15
kiho
0
北京五輪での堂々たる勝利が印象的な全日本女子チーム。でもその裏には、全メンバーの葛藤と勝利へのあくなき思いがあったことを実感…スポーツの世界の厳しさとともに、五輪という舞台で最高の力を発揮した日本女子チームの総合力を改めて知ることができました♪チームのためではなく、みんなが1人1人のために…五輪競技に復活する日が来ることを☆2012/02/11