心霊探偵 八雲―赤い瞳は知っている

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835583440
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

見えないものが見えるほど恐ろしいことはない…死者の魂を見ることのできる男、斉藤八雲。彼の赤い瞳が、次々に起こる殺人事件に挑む。

著者等紹介

神永学[カミナガマナブ]
1974年生まれ。山梨県出身。日本映画学校を卒業。陶芸家の母を持つ環境で育ち、幼少の頃より創作に興味を示す。紆余曲折の後、表現の舞台として小説を選び、二十代半ばより意識的に文芸作品を読み漁る。各新人賞の候補になる等、その実力を認められながらも、天性の運の悪さから受賞には至らなかったが、『赤い隻眼』で文芸社より本格的にデビュー。誰でも気軽に楽しめるエンターテイメント性の高い作品にこだわり、難解な表現を排除し、映像を文章にする独自のスタイルで執筆活動を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チロ子

52
図書館本。学生の時に同作者の天命探偵シリーズにはまっていてこのシリーズも図書館で見かけ読もうと思いやっと読みました。産まれた時から真っ赤な左目。死者の魂が見える左目。そんな八雲の元へ先輩の紹介で相談へ行った晴香。警察の捜査では解決出来ない不思議な事件を解決していく。設定的に学生向けかな?と思ってたけど十分楽しめました!短編だとは思ってなかったけど次はどんなお話しだろう?とついついページをめくってしまいました。シリーズ追います!2017/05/17

rinko

31
ドラマ化との事で気になっていたシリーズ初読み。生まれ落ちた瞬間から赤く、見開いていたという左目を持つ斎藤八雲が主人公。その左目には俗にいう心霊が見えて…見えないものが見える、聞こえないはずの声が聞こえる…大変だよなぁ…。除霊ができるわけでなく、心霊を説得するという八雲くん。随分頼りないような物足りないような…と思ったけれど、意外とやるねぇ〜。八雲くんがどう成長していくか楽しみ。2014/02/01

つっきー

27
☆☆☆☆ 再読ブーム中。すごく夢中になって読んでいたのが懐かしい。八雲のキャラってこんなにひねくれてたっけ?とか、晴香がちょっとお馬鹿キャラだったり、あの頃より歳を取った自分を感じてしまった。神永さんの描くシナリオは綿密で不揃いなピースが綺麗にはまって終わっていく様子は、見ていて本当に気持ちいい。描写云々は淡々としているけれど、それはそれでアリだなって思った。シナリオ作家さんらしい雰囲気だし。このままの勢いで積読している巻までさくっと読んで行くつもり。2014/02/10

ルイ

20
面白かった。これからシリーズ完全制覇。八雲と春香これからどーなるのか?完結しているらしいのでこれからの展開が楽しみ。2020/10/14

深青

20
久しぶりに再読。こういう物語だったか...としみじみ。今多い、ツンツンと真っ直ぐだけどちょっと鈍い組み合わせはここから始まったのかしらなんて...思ったり。2016/04/29

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