内容説明
すべてを手にしたものが、世界を制する四冊の魔法の本。その一冊である、赤い本を見つけたことから、サジュエの旅ははじまった―。運命の渦に巻き込まれた12歳の少年サジュエ。“四神経”を集めようとする“盗み屋”ルイジとリンダ。“蒼の書”の継承者、少女リアンジュとの出会い。“玄の書”を手に入れ、世界征服をもくろむ邪導師バオファンとその一味。“白の書”を保管し、世界平和を望む国際魔導師機構と天才魔導師キゼ事務総長。すべての本を手にするのは誰なのか―。綿密なストーリー展開と豊富なキャラクター設定、子どもから大人まで楽しめる物語。
著者等紹介
伊藤英彦[イトウヒデヒコ]
1965年生まれ。愛知県春日井市出身。地方公務員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
36
たまたま本屋さんで見かけて手に取った本。なかなか面白い♫どんなふうに物語が展開していくのか、楽しみ。2020/01/29
yui
35
読書好きになったのはこの本を読んだあたりからだなあと、思い出して懐かしくなりました。海外の作家さんが書いたかのようで、日本の作家さんが書いたファンタジー要素たっぷりの児童書。児童書だけどダークな部分もあって当時読むのに没頭した一冊。2016/02/03
爽
16
小学生のときに好きだった本。10年くらい経つけど、おもしろさに変わりはない。仲間ができて助け合う様子やサジュエが成長していくところが楽しみ。2017/07/30
ムー
15
ファンタジーの世界観がしっかり作り込まれていて、違和感なく読める。男らしくて優しいジャオカンの人柄が気に入った!個性的な仲間がたくさん登場して楽しめた。下巻も早く読みたい。2019/02/11
たぬ
14
☆4.5 とても面白いファンタジーに出会えた。初登場時は「なんだこのチンピラ」だったルイジが今のとこ最もお気に入り。有能だしね。メインとなる魔導師×邪導師以外にも地下に暮らす種族・獣人・魚人と様々出てきて飽きない。一見味方だけど素直について行っていいのか?等疑惑も適宜ちりばめられてるのがいい。サジュエ・リアンジュと同じ12歳のヤンリ殿下が重要な鍵を握っているのはほぼ確定だろうな。2024/11/23