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内容説明
だれでもできる図書館運営マニュアル。学校図書館のBefore→After PART2。リクエストカード・貸出カード・読書郵便・図書館クイズなど、今すぐつかえるテンプレート集付。
目次
1 図書館の1日(棚磨き―開店準備;貸出・返却―カード式からコンピュータまで ほか)
2 図書館の1年(ガイダンス―新1年生に図書館の使い方を;新刊購入―分類の“小引き出し”を作る ほか)
3 調べる力アップ!図書館のつかい方(読書支援―読書を指導する、ということ、読書時間を確保する;本の紹介―ブックトーク・読み聞かせ ほか)
4 今すぐつかえるテンプレート集(リクエストカード、レファレンスカード ほか)
5 Q&Aコーナー(選書について;本の管理について)
著者等紹介
赤木かん子[アカギカンコ]
児童文学評論家。1984年に、子どものころに読んでタイトルや作者名を忘れた本を探し出す「本の探偵」としてデビュー。以来、子どもの本や文化の紹介、書評などで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
50
“30年前の洋服しか並んでいない洋品店には、お客様が買いたいものはない!と思いませんか? 魅力的な品ぞろえは、重要です。” 小さな小中学校の図書室には、年季の入った本だらけ。児童生徒たちの親世代、それ以上前の本も。背が焼け、黄ばんだ紙。“枯れた花がたくさんあると、花壇もきれいには見えません。新しく咲いた花を活かすためにも、枯れた花は摘み取りましょう。” 私がやらなければならない課題が浮かび上がるテキストだった。廃棄って大事だけど、一存ではできない難しさ。新規購入本にフィルムかけ、素人にできるのか💦 2021/07/04
美紀ちゃん
29
ワクワクする図書館作りをしたい!と思っていた頃の気持ちが蘇る本。私は暇そうに見えるかもしれないが、忙しいんだぞというのを、これを見せたら理解してもらえそう。教育委員会の人にも読んで欲しいょ。写真もイラストも多く、わかりやすく書いてある。新人学校司書にはもちろん薦めたいが、ベテラン司書にも参考になるょ。2020/01/16
あいくん
8
☆☆☆☆司書は、「カウンターで静かに本を読んでいる人」「貸し出しをしている人」」ではなく、とても忙しい人だとわかってほしいと赤木かん子さんは言います。学校には司書がいるという前提でこの本は書かれています。司書がいない学校図書館も多いということも認識する必要はあります。「図書館の一日」が図解で示されます。百科事典の引き方をレクチャーしたり、ブックトークをしたり、調べ学習をしたりします。昼休みや放課後など来館者数は合計300人ほどです。 給食を職員室で食べるのは職員とのコミュニケーションをとるためだそうです。2018/05/13
歩
6
面白かった! さすがかん子さん。これだけわかりやすく的確な説明ができ、更にそれを惜しまずに公開する姿勢はあっぱれ。学校図書館司書だけでなく、公共図書館の児童担当者にも読んで欲しい一冊。学校と公共図書館って、もちっと連携できないもんなのだろうか…「作り方」と「本の選び方」も読みたい。2013/04/24
いぬふぐり
5
以前学校図書館のつくり方を読み、面白かったので、今回はつかい方を読みました。いろいろすぐに使えそうな情報がのっていて勉強になります(^.^)2013/05/28