内容説明
上毛三山に囲まれた故郷にも戦時色が濃く漂っていた少女期。慰問袋から始まった同郷のK伍長との文通。時代の運命に翻弄された疾風怒涛の人生があった。
目次
第1章 高崎の子どもたち(通学路;ライスカレー;緑日 ほか)
第2章 戦時下の青春(帰り道;軍国乙女;Kさんとの文通 ほか)
第3章 終戦後の転変(父の家づくり;おじさんの帰宅;突然の縁談 ほか)
著者等紹介
伊藤ひさゑ[イトウヒサエ]
大正12年、群馬県渋川市生まれ。高崎中央尋常高等小学校卒業後、家政女学校、洋裁学校、華道・茶道専門学校に通う。結婚後は家事子育てをしながら民生委員活動を四半世紀、更生保護婦人会の活動を三十年余り続ける
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