出版社内容情報
「マジ」は江戸時代から使われていた?
宇宙人と話すための言葉がある?
学校では教えてくれない「言葉のひみつ」がまるわかり!
内容説明
子どもが自らどんどん学べる!
目次
第1章 知れば知るほど好きになる知られざることばのひみつ(ウサギを「羽」で数えるのは、お肉が食べたかったから;黒くて目がわかりにくいから「烏」 ほか)
第2章 知れば知るほど好きになる身近なことばのひみつ(「マジ」は江戸時代から使われていた;湯船は昔、本当にあった ほか)
第3章 知れば知るほど好きになるおはなしで読むことばのひみつ(ヘビは本当に目からウロコが落ちる;大根を食べてもあたらないから大根役者 ほか)
第4章 知れば知るほど好きになる昔のことばのひみつ(明治時代は、イヌを「カメ」と呼ぶことがあった;「びびる」は、照れてはにかむという意味だった ほか)
第5章 知れば知るほど好きになる世界のことばのひみつ(3人しかしゃべらない言語がある;イクラはロシア語 ほか)
著者等紹介
柏野和佳子[カシノワカコ]
国立国語研究所准教授。博士(学術)。『岩波国語辞典 第八版』編者の一人。第六版改訂より参加。『広辞苑 第七版』で国語関係項目を校閲・執筆。『新レインボー小学国語辞典 改訂第五版』(学研)の改訂にも参加。語彙論を専門とし、言語データベースの構築に携わり、辞書記述の方法を研究している。その傍ら、小中学校等で国語辞典学習の出前授業を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akane
6
「翻車魚」=マンボウには驚いた。他に、一は「にのまえ」、二は「したなが」、三は「みたび」という名字がある。方言があるのは関所のせい。江戸時代には川に浮かぶ湯「船」があった。コツとは骨のこと。鼻濁音を表す「かº」の表記がある。大坂の「坂」は縁起が悪い等、興味深い話がたくさんあって楽しく読めた。しかし、P102の「弘法大師が京都の高野山に金剛峯寺を建てた」という記述はいただけない。いやいやこれ、和歌山でしょ? P45でも「1弁は1合の10倍」はおかしい。「弁」に「べん」とルビまで振ってるけど「升」が正しい。2025/04/12




