ゲーテとキリスト教

ゲーテとキリスト教

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835563329
  • NDC分類 940.28
  • Cコード C0098

内容説明

ゲーテの世界観におけるヘイ・カイ・パイン(一にして全)は、禅の世界観に極めて近いものであり、現在の宗教的対立を克服する一つの方向性を示しているのでは…。ゲーテの宗教の複数の視点に自己をおき、ゲーテの宗教観の全体像をとらえようとする国際的神学者ヘルムート・ティーリケの著作『Goethe und das Christentum』の邦訳。

目次

第1章 ゲーテの神学的な問題のための視点(宗教を我がものとする問題のために;アイデンティティーを守るために:「エンテレヒー」)
第2章 ゲーテの万有内在神論及び個人的な神についての問い(宗教的スペクトルにおける万有内在神論的な支配的特徴;結果として避けられない「人格的な」神の拒否;結果としてキリスト教信仰形成の過程が受けた打撃;この彼が歩む道の伝記的諸段階)
第3章 デモーニッシュなもの―エンテレヒー思想の頂点と危機(エンテレヒーとエクテレヒー;ゲーテ及び聖書におけるデモーニッシュなものの理解)

著者等紹介

田中義充[タナカヨシミツ]
1937年(昭和12)東京都に生まれる。東京外語大学卒業。東京教育大学大学院修士課程修了。1972年(昭和47)久留米大学講師。1979年(昭和54)久留米大学助教授。1983年(昭和58)久留米大学教授。2000年(平成12)久留米大学退職。名誉教授。現在、久留米大学文学部国際文化学科特任教授
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