内容説明
幼い頃の施設での生活、度重なる骨折、両親の離婚、そして母親が“くも膜下出血”で入院…。苦難の連続にもめげることなく、なぜこれほどまで前向きで爽やかな人生観を持ちうるのか。“骨形成不全症”という難病と闘い続ける著者の感動的な成長物語。
目次
1章 ちっちゃいおっさん
2章 ここで僕は強くなった
3章 まるで別の世界のようで―普通校へ入って
4章 成長期は骨折期
5章 痛い、イタイ、大学受験
6章 充実した大学生活
7章 できると思うことはできる
8章 生きている喜び
9章 母、倒れる
10章 あなたの隣に障害者はいますか?
11章 笑ってばかりはいられないけど
著者等紹介
有馬啓之[アリマヒロユキ]
1967年、広島市生まれ。生後まもなく「骨形成不全症」と診断され、6歳から9歳まで養護施設、養護学校で過ごす。数多くの骨折と手術を繰り返し、1990年広島修道大学卒業、翌年同大学に就職。1999年、母が病に倒れ、一人暮らしになったのを機に2000年4月~2002年10月まで、地元のタウン誌「ぴーぷる」に自分史連載。2002年2月、結婚
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