内容説明
大正っ子世代へ贈る鎮魂の書。あの日中戦争から太平洋戦争にかけての膨大な戦没者の大半は大正生まれだった。同世代の著者は、鎮魂の気持ちを込めて、彼ら大正っ子たちの足跡をたどる。
目次
序章 大正生まれの宿命
第1章 思い出の記
第2章 三一〇万人の永久供養を
第3章 来たらずを恃まず俟つあるをたのむ
第4章 近くて遠い国
第5章 大正っ子
第6章 アイデンティティ
著者等紹介
今井庄二[イマイショウジ]
大正4(1915)年、新潟県見附市に生まれる。昭和22(1947)年、ニット製造会社を創設する。昭和48(1973)年、会社敷地内に五メートル余の観音像を建立する。これは太平洋戦争で国家の礎となった、三一〇万人の霊を永久供養せんことを誓ってのものである
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