内容説明
著者はハイネの「人民の哲学」をキーワードにすべての市民が調和した本当に平等で自由な世界づくりのためには、世界中の思想合成は不可欠であるとする。そのため文系と理系、東洋と西洋、キリスト教・仏教・イスラム教など、見えない壁で分断された世界を横断し思想合成に果敢に取り組んだ33のメッセージである。
目次
思想合成論―グローバル時代の文明の融合
思想合成の意味するもの
平等思想と不平等思想
大自然という教科書
偏差値教育の外側の現実
先哲の言葉の帰納と演繹
横断型学問の重要性
学術分野の細分化
コギト・エルゴ・スム体験前後
数学と物理学と化学の相関性〔ほか〕
著者等紹介
田中俊治[タナカトシハル]
1938年(昭和13)3月15日、東京都大田区大森生まれ。1956年(昭和31)日比谷高校卒。1961年(昭和36)横浜国立大学工学部卒。丸善石油に入社。1982年(昭和57)7月より2年間サウジアラビアのヤンブー輸出製油所建設プロジェクト(千代田化工建設主導)に参加。1993年(平成5)コスモ石油退社。1998年(平成10)5年間勤務したマコメ研究所を退社。なお、1965年(昭和40)1月より2月にかけて、デカルトの「コギト体験」と酷似経験をする。家族は妻と一女二男、それぞれに孫あり
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