内容説明
『会津士魂』(吉川英治文学賞受賞)の作家が幕末―慶応四年の時代、苛烈な渦に巻き込まれた男たち女たちの「生」と「死」を八篇の作品で鮮明にかたどる。
著者等紹介
早乙女貢[サオトメミツグ]
1926年1月1日、ハルビン市に生まれる。戦後、山本周五郎の知遇を得る。そして、尾崎秀樹、伊藤桂一と同人誌「小説会議」を発刊。同誌に連載の『僑人の檻』で1968年直木賞を受賞。畢生の大作『会津士魂』で1989年吉川英治文学賞を受賞する。現在、日本ペンクラブ理事として活躍中
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