目次
1 木喰
2 ブッダが自覚したこと
3 宗教性の内実
4 禅の世界
5 般若心経について
6 法華経について
7 阿弥陀経について
エピローグ 一人一寺
著者等紹介
山尾三省[ヤマオサンセイ]
詩人。1938年東京・神田に生まれる。早稲田大学文学部西洋哲学科中退。1967年、コミューン「部族」に参加。1973年、家族と共にインド、ネパールの聖地を巡礼し、4年後の77年、鹿児島県屋久島に移住。現在、屋久島にて妻、4人の子どもたちに囲まれ、農耕と執筆の日々を送る
立松和平[タテマツワヘイ]
作家。1947年栃木県宇都宮市に生まれる。早稲田大学政経学部卒業。1970年、在学中に文学作品『自転車』で第1回早稲田文学新人賞を受賞。卒業後、様々な職業を経験した後、1979年から文筆活動に専念する。1980年、小説『遠雷』で第2回野間文芸新人賞。1986年、アジア・アフリカ作家会議の「85年度若い作家のためのロータス賞」。1993年、『卵洗い』で第8回坪田譲治文学賞。1997年、小説『毒―風聞・田中正造』で第51回毎日出版文化賞などを受賞。著作多数。近年、特に自然環境保護問題に取り組み、積極的に発言している
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