目次
出世した人を偉いと思う勘違い
俺は女にモテルと勘違いしている男
愛されていると思い込む勘違い
自分は大きな人間だと勘違いしている男
大企業の商品しか信用しない勘違い
職業とは何かを勘違いする日本人
「俺は頭が良いのだ」と勘違いする男
自国を大きくする為に植民地政策が最良と真似た日本の勘違い
裏切られたと思う勘違い
若い振りをして若いと勘違いする人〔ほか〕
著者等紹介
松本張治[マツモトチョウジ]
1967年まで登山に熱中していた。結婚して4年目になっていたが、今でいうフリーターのような仕事をしながら、北海道利尻島にある利尻岳西大壁の厳冬期初登攀を狙っていた。悪天候のつづく2月を選んで何年にもわたって挑戦したが結局は失敗に終わった。一銭にもならないこうした登山に自分の人生を賭けてみようと決心したのが24歳頃、運営していた山岳会の会長の立場を投げすててからの決断だった。「登山って一体何なのだろう」と疑念をもちながらも体は冬の岩場にむかっていた。何回も書きなおした「登山論」を結局は自費出版したのが33歳の頃だ。私の登山は終わった。それからの30年は事業への挑戦だ。税関検査業、運輸業、貿易会社、コンピュータ販売業、ソフトウェア製造業、整備工場、横浜から東京、大阪への進出と規模は小さいのにやることは一丁前だった。そんな中にも45歳頃、ロッヂ作りの仲間を集めて丹沢山中に三棟のロッヂを完成させた。ふり返るとこれも20年の歳月を費やした。齢、65歳、私はこれから何に賭けるのか
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感想・レビュー
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ユカ
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この本は、独自の目線で多くの人が思っているであろう勘違いを痛快に指摘している本です。 気になった部分しか読んでいないのですが、その中でも一番痛快だったのは、嫉妬は女だけという勘違いというような部分です。 世間は女同士のいがみ合いがどうも好きなように思います。 ドラマでもよく見かける構図です。 それを勘違いであるとちゃんと指摘している人をあまり見かけたことがなかったため、とても痛快に思えました。 読んでない部分もあるし、全てに納得という訳ではないが、スパっとした文体に痛快さを感じられる本だと思いました。2019/01/12




