内容説明
漂泊の思いにかられ、旅立った俳人―松尾芭蕉。時は流れ、著者も芭蕉所縁の“みちのく”へ。―しかし、「転勤」による漂泊への「不安感」を抱いての、終わりの見えない旅への始まりだった。
目次
序
秋田
酒田
多賀城
小平
船橋
旅の終わり
著者等紹介
野村史子[ノムラフミコ]
1950年岡山県都窪郡早島町、高野山真言宗千光寺第18世住職・竹井秀範の長女として生まれる。岡山大学卒、岡山大学附属小学校教員を経て、結婚後“転勤族”となり、22年間に7度の引っ越しを経験。現在は郷里に帰り、千光寺副住職の妻として、寺院の護持発展に努める。趣味は俳画(表紙は本人画)
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