内容説明
節分の晩に恐いもの見たさで人間の世界をのぞきにきた赤鬼の子が、あちこち豆をぶつけられ、泣き泣き逃げ帰ろうとしていたときに「鬼は内、福はー外」の声が…。かわいい赤鬼と子どものあたたかな一夜を描く表題作他、子どもの目線で、日常のちょっとした風景を優しく切りとってみせる短編39話をまとめた童話集。
著者等紹介
奥村良子[オクムラヨシコ]
愛知県豊橋市で育ち、豊橋高女入学まで在住。転居後、犬山、名古屋の学校を卒業。教員となり5ヶ年余勤務。昭和19年結婚、3男の母。60歳の手習いで手話、要約筆記を学習。ボランティア活動を始めて現在に至る。全国ボランティアフェスティバルで平成7年(1995年)長野市長賞を受ける
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