内容説明
沈下した市場の復活には何が必要か。新たなタイプのREIT、環境革命による需要創出、投資マーケットに左右されないマンション市場…。長期下落トレンドのなかで「再浮上」のヒントを探る。
目次
序章 生まれ変わる不動産マーケット
第1章 「調整ではなく構造変化が進む」―長期下落トレンドで探る浮上のチャンス インタビュー川口有一郎教授
第2章 行き詰まった不動産マーケット(市場全体の動き:予期せぬ連鎖による悪化;J‐REIT:浮き彫りになった問題点;プライベート・ファンド:資金収縮のあおりを最も受けた市場 ほか)
第3章 不動産マーケット浮上への視点(J‐REITのしくみを見直す;個人が安心して投資できる商品の拡充(オープンエンド・ファンド)
安定した資金調達関係を構築する(プライベート・ファンド) ほか)
終章 成熟した大国らしい国づくり
著者等紹介
川口有一郎[カワグチユウイチロウ]
早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。1991年東京大学にて工学博士の学位取得。1996年英国ケンブリッジ大学土地経済学科客員研究員を経て、1999年から明海大学不動産学部教授。2004年から早稲田大学大学院ファイナンス研究科にて不動産ファイナンスコースを担当。日本不動産金融工学学会会長、2007年より早稲田大学国際不動産研究所所長、日本リアルオプション学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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