内容説明
芝浦工業(株)と富士コラーゲン(株)の両社の子会社(?)という妙な立場にある旭エレクトロニクス(株)の常務取締役に就任した大和田瓶迷が、両社の狭間で孤軍奮闘の努力を傾注し、経営改善・健全化に取り組んだところ、親会社(芝浦工業(株))から邪魔者扱いされたという、世にも不思議な物語。子会社経営の内幕の赤裸々な実戦の話でもある。某大手企業の子会社の常務取締役であった大和田瓶迷が、昭和六十二年から平成四年にかけて体験したことを基にした、ドキュメンタリードラマ。
著者等紹介
太田敏明[オオタトシアキ]
1930年(昭和5年)9月、太田一の長男として横浜に生まれる。1955年(昭和30年)中央大学経済学部卒業。銀行員、電子機器メーカー役員(常務取締役)等経験
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