内容説明
復活編(「COM」1970年10月号~1971年9月号連載):サイケデリックな表現が冴える傑作を、時間軸を大胆に交錯させたオリジナル・バージョンで読む。羽衣編(「COM」1971年10月号掲載):シリーズ中のミッシング・リンク、オリジナル・バージョンを初収録。休憩編(「COM」1971年11月号掲載):作者の心境を語る超短編。望郷編(「COM」1971年12月号、「COMコミックス」1972年1月号掲載):未完のレア作品、カラー版で復刻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よなか
1
『日本の諺に「おわびのために腹切って死ぬ」ということがありますがあんなムセキニンなことばはないとおもう なぜ 生きて 責任をとろうとしないんだろう』『ぼくはロボットになりたい』/読む手が止まらない2025/05/06
So Honda
0
「羽衣編」の雑誌掲載時オリジナルバージョン、そしてその後完結した作品とは全く異なる「望郷編COM版」(連載2回で中断)を目当てに購入。今では位置付けが宙ぶらりんの短編「羽衣編」が本来の「望郷編」の序章的な作品だったということがよくわかる。連載版の「復活編」は単行本版より構成が複雑だった。ロビタの集団自殺のシーンは小学生の頃初読したとき非常に衝撃的だったのを覚えている。2021/08/22