内容説明
安岡正篤師の高弟・伊與田覺氏完熟の『論語』講義集成。
目次
第1講 孔子の人間的魅力をつくったもの(肉体的生命がなくなっても生き続ける人;『論語』が結んだ孔子の子孫とのご縁 ほか)
第2講 孔子の心を伝える者たち―顔淵と曾子(始皇帝も毛沢東もほろぼせなかった孔子の教え;学者ではなく教育者であった孔子の本質 ほか)
第3講 情理によって結ばれた師弟の絆(人間の生死とは不思議なもの;孔子の発する光に集まった門弟たち―孔子学校の誕生 ほか)
第4講 窮地に立ってわかる人間の真価(優れた人物ほど多くの苦難を乗り越えている;短い言葉の中に込められた永遠の真理 ほか)
第5講 孔子の求めたものを求める(『論語』を読むのは食事をするのと同じこと;権威ある人は背中からオーラを発している ほか)
著者等紹介
伊與田覺[イヨタサトル]
大正5年高知県に生まれる。学生時代から安岡正篤氏に師事。昭和15年青少年の学塾・有源舎発足。21年太平思想研究所を設立。28年大学生の精神道場有源学院を創立。32年関西師友協会設立に参与し理事・事務局長に就任。その教学道場として44年には財団法人成人教学研修所の設立に携わり、常務理事、所長に就任。62年論語普及会を設立し、学監として論語精神の昂揚に尽力する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ルル
9
著者100才の時の書、時空を越えて読み継がれる論語に触れられるのはありがたいことです!2016/07/28
serori
1
最後の方はもう一度読んでみたいと思った.基本的に,論語の解説.「男」のために書いてあるというより,一般的な書.なぜ「男の風格を作る」というタイトルにしたのかが不明2016/03/13
cocolate
0
『論語』を読んでみたい気持ちになりました。著者の師匠が安岡正篤だと書いてあるのを読んで、『活眼活学』を読んだことを思い出した。内容は思い出せない・・・が、その本を野村克也氏の本を読んで知ったのであった。ツナガッタ。2015/03/08