感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fukufuku
6
復刊ドットコムから。 図書館本。図書館は一般書の棚にあったのですが、完全に小学生中学年くらいから読めるジュニア小説でした。かなり荒唐無稽な感がある設定、かなり荒唐無稽な感がある展開ですが、科学や古代が好きな少年少女は当時夢中になったものでしょう。 鉄腕アトムのシナリオを描いていてたアニメ宇宙戦艦ヤマトの産みの親のうちのお一人の作品だと考えるとなにやらノスタルジーも沸いてきます。今、純粋に読んで面白いかというより、大人が駄菓子を懐かしむ感じでかつての空気を楽しむのが宜しかろうと。2018/08/24
ひびキング
4
私の感覚からすると、それほど前のことではないのだけど、自分が立ち止まっちゃだけで、世の中の変化は速いのだなぁ、ということか。ある意味、非常に乱暴な主題とプロットと登場人物がこれまた乱暴な展開の中で文字通り暴れ回る、という一部の少年が胸を躍らせる物語がここにはあるのだけれど、それが今日、受け入れられるのかどうかは分からない。そういった意味でなんともノスタルジックな寂しさを感じることを禁じ得ない読書となった。2017/09/05
ラフロ
1
影山徹氏の表紙イラストがよかった。「続」編の方がおもしろかった。2020/10/15