内容説明
現代生活はとても豊かになりましたが、一方でストレスによって心の健康がむしばまれている人が増えています。生きていくうえで悩み・ストレスはつきものですが、ストレスにまけずにしなやかに生きていくには、どうしたらよいでしようか。ストレスへの上手な対処法、とくに認知行動療法を活用したストレスに強くなる自分作りをお教えします。
目次
第１章 ストレスと心の健康（あなたの心は元気ですか？；「心模様」の曇りや雨はストレスが原因 ほか）
第２章 ストレスにどう対処するか（自分の力を発揮できない状況に退社を決意したＡさんの例；「ものの見方」や考え方を転換して対処したＢさんの例 ほか）
第３章 自分の「心のくせ」を知ることでストレスに上手に対処できる―「心理テスト」で自分の「心のくせ」を知る（「心のくせ」を知ることがストレス対策になぜ効果があるのか？；「心のくせ」と「性格」は違うもの？ ほか）
第４章 自分を苦しめない「ものの見方」や考え方ができるようになる―一人でできる「認知行動療法」のすすめ（「マイナス思考」のくせを修正する；「ものの見方」や考え方は変えることができる―「認知行動療法」の実際 ほか）
第５章 ストレスを要因とする「心の病気」（うつ病；社会不安障害 ほか）
著者等紹介
樋口輝彦［ヒグチテルヒコ］
１９４５年（昭和２０年）兵庫県生まれ。１９７２年、東京大学医学部卒業。群馬大学助教授、昭和大学教授（精神医学）を経て、２０００年より国立精神・神経センター国府台病院院長
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