内容説明
力持ちでやさしい心をもったダンプの“こんごう”は、なぜ“がらっぱち”と名前を変えてしまったのか…。その衝撃の結末とは!?“悪”と“悪に負ける弱さ”を描く衝撃の問題作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
46
カーズのようなダンプカーの話。2019/08/03
花林糖
15
息子3歳5ヶ月。偕成社(1973年)の復刻版、復刊ドットコム。山本忠敬さんの絵なら間違いないと思い購入。内容はまだ理解できないけれど息子には大好評。真面目なダンプが不良の道へ、、、昔のドラマの様な絵本でした。2016/10/30
遠い日
8
1982年初出の古い本です。せっかくいい性能をもたせてもらっているのに、肩を怒らせて、虚勢をはるのがいただけない。自暴自棄は身を滅ぼす。2018/04/25
人間
7
品行方正であった「こんごう」は、いじめを経験して乱暴な「がらっぱち」となった。煽り運転をしたり、自暴自棄になって、やがて自己破壊行動によって自滅する。・・・という3歳児には何という難しいお話!しかし人生とは往々にしてこのような体験をするものである。理不尽な目にあって、なお自分を見失わないでいられるか?「がらっぱち」は悪い子じゃないんだよ。かわいそうな子なんだよ。どうしたら彼はずっとこんごうでいられただろうか?そんな議論をするのはまだ早すぎるか! 2021/06/28
まあやん
7
お話の仲間から「この本どう思う?孫が本棚から出してきたから読んだけど…」と否定的な発言…、で、読みました。こりゃあかんわ。半分くらいから、いやーな気持ちになってきて、最後は何かしらいい感じで終わるのかと思いきや、救いがないよ〜。「しょうぼうじどうしゃじぷた」の人だよ。なんで??2020/01/06