内容説明
おまわりさんだった著者が描いたはじめての絵本が待望の復刊。戦争を、決して身近なものにしないために…。
著者等紹介
ときたひろし[トキタヒロシ]
宮城県出身。高校卒業後、警視庁に18年間勤務。都心繁華街の駅前交番、機動隊、刑事等を経験し退職。その後絵本作家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
旧版で読んでいましたが、復刊ドットコムさんありがとうございます!戦争を戦車目線で描いたおはなし。タンクロウやタンパチは絵本では博物館にいます(実際には違うのでしょうが、軍事博物館で展示されている戦車がいます)が、今でも南の島には埋もれた戦車たちがいます。悲しいことに戦った兵士たちも。繰り返さない!を当たり前の世界にしていかなくてはなりません。2022/05/25
ヒラP@ehon.gohon
11
昔日本はアメリカと戦争していたんだ。 歴史では勉強するかも知れないけれど、テレビで見るかも知れないけれど、絵本で知ることもきっと大事な事だと思う。 空襲や、原爆や、沖縄の事や、被害者として、戦争の悲惨を伝える絵本は多いけれど、戦争で戦っていたことも伝えなければいけないと思う。 この絵本を見て、カッコいいと思う子はいないだろう。 でも、日本はこんなことをしていたことを受けとめてくれると思う。 それがこの絵本の大切さだ。2016/09/04
ロア
9
みんなを日本に連れて帰りたい(ノД`)・゜・。2024/07/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
6年生ブックトーク授業【戦争・平和・伝記】で選書した本。今回は見送り。2022/07/12
ジミニー
1
すごく良い絵本です。守りたいものがあるから戦う。守るために仲間を助ける。後は頼んだぞと。 この時代に戦車や戦艦、戦闘機を作る技術をもってくれたご先祖さまに感謝です。 当時このような物を作れる国はアジアには日本しかありませんでした。他国はほぼ欧米領でした。 欧米に負けない産業を育ててくれてありがとうございます。2021/03/03