中公文庫<br> 里見〓 小津映画原作集 彼岸花/秋日和

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中公文庫
里見〓 小津映画原作集 彼岸花/秋日和

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122073579
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

小津安二郎は里見弴の小説をよく読み、「映画のシナリオのねたに」し、「良き友」となった。原作と銘打たれた表題二作に加え、「晩春」を見た里見が「原作料の半額くらいは貰ってもよさそうだ」と小津をからかったという「縁談窶」など中短篇、さらに小津を追想したエッセイを収録。文庫オリジナル。
〈解説・武藤康史〉

  目 次
Ⅰ 
彼岸花(1958年)
秋日和(1960年)

Ⅱ 「晩春」をめぐって
縁談窶(1925年)
(参考)父と娘(広津和郎、1939年)

Ⅲ 「戸田家の兄妹」をめぐって
帽子(1937年)
アマカラ世界(1937年)

Ⅳ 
弔辞「小津君よ、さやうなら」(1963年)
小津君と鎌倉と私(1964年)
芸の蟲(1972年)


解説 本当は「原作」とは言えないが……  武藤康史

内容説明

小津安二郎は里見〓の小説をよく読み、「映画のシナリオのねたに」し、「良き友」となった。原作と銘打たれた表題二作に加え、「晩春」を見た里見が「原作料の半額くらいは貰ってもよさそうだ」と小津をからかったという「縁談窶」など中短篇、さらに小津への弔辞と追想エッセイを収録。

目次

1 彼岸花/秋日和(彼岸花;秋日和)
2 『晩春』をめぐって(縁談窶;(参考作品)父と娘 広津和郎)
3 『戸田家の兄妹』をめぐって(帽子;アマカラ世界)
4 小津安二郎追想(小津君よ、さようなら(弔辞)
小津君と鎌倉と私
藝の蟲)

著者等紹介

里見〓[サトミトン]
1888(明治21)年生まれ。本名・山内英夫。学習院在学中に志賀直哉と知り合い、絶交をまじえ、終生の友となる。東京帝国大学英文科中退。二人の兄、有島武郎、生馬らとともに「白樺」創刊に参加。1940(昭和15)年菊池寛賞、1956年と71年に読売文学賞を受賞。1947年日本芸術院会員、59年文化勲章受章。1983年逝去

武藤康史[ムトウヤスシ]
1958(昭和33)年生まれ。評論家。慶應義塾大学文学部国文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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amanon

6
表題作は、どうしても映画と比べてしまうのは、致し方ないというところか(笑)。それはともかくとして、里見弴という作家の独特の文体や、漢字の充て方、一読しただけでは、やや分かりづらい謎かけに近い含みを仕掛けるところなど、独特の魅力を改めて痛感。以前、別の作品集で読んだ「縁談窶」も、再読してみると、新たな味わいが得られるのとともに、初読の際には気づかなかった、最後の文章で示唆されるバッドエンドにちょっと寒気がした。また、巻末の里見による小津への追悼が泣かせるのと共に、二人が過ごした鎌倉にまた行きたくなった。2023/04/28

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