内容説明
これは、とおいプリデインの国にすむ、コルと、白ぶたヘン・ウェンの、いさましいおはなし。
著者等紹介
アリグザンダー,ロイド[アリグザンダー,ロイド] [Alexander,Lloyd]
1924年、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィア生まれ。小説・批評・翻訳などで数多くの業績を持つ
ネス,エバリン[ネス,エバリン] [Ness,Evaline]
1911年、アメリカのミシガン州ボンティアック生まれ。シカゴの美術学校やローマの美術学校などで絵をまなび、商業美術家、絵本作家として活躍。代表作『ポケットのたからもの』は1967年コールデコット賞を受賞した
神宮輝夫[ジングウテルオ]
1932年、群馬県生まれ。児童文学評論、創作、翻訳など、幅広く活躍し、戦後の代表的な作品の多くを手がけた。1964年『世界児童文学案内』の日本児童文学者協会賞をはじめとして、児童福祉文学賞、国際グリム賞などの各賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
12
なんともおっとりとした冒険譚。魔法の力が期限付きというところがおもしろくて、今にも効力が切れるのではないかとはらはら。不思議な能力を持ったやさしい動物たちに、予言者。登場するものたちが魅力的で、引きこまれました。2016/03/28
みよちゃん
3
他の図書館から借りた本。絵本ではあるが、字が多く、読み物だと思います。コルは庭仕事が大好き。白ぶたと平和に暮らしていたが、死の世界のものにさらわれ、動物たちに助けられ、家に帰り着く。そこには魔法使いが。白ぶたのひみつがなんだったのか?タランシリーズに登場してた?2016/07/28
きゅー
1
プリデイン・シリーズ外伝の1つ。本編ではコルが若い頃にヘンウェンを救い出したように書いてあったし、こちらでもまだダルベンとも出会う前のようだったし、けっこう若かったのではないかと思うが、「今はもう、おなかがちょっとつき出て、頭の毛がすっかりうすくなってしまった」って、いったい何歳設定なの?!ってそこだけかなり引っかかってしまった…本編の最後あたりなんて、コルはいったい何歳になっていたんだろう… それと、こちらは旧版の絵が新版に比べると所々小さい。あと、表紙と裏表紙に採用されてる絵も違う。なぜ変えたのかな?2023/08/09
なもないのばな
1
復刊による再会がうれしい1冊。コルとヘン・ウエン。私にとっても大事な友だ。2021/11/24
わちゃこ
0
読みやすくて、楽しいお話でした。 主人公のおじさんコルは 畑と白豚を大切していました。 ある日、白豚を奪われてしまい、 救出に向かいます。 途中、困っている動物を次々に助けてやるのですが、 そにお礼に、動物たちも一緒に救出の手助けをして くれると言い、一緒に旅をするお話。 コールデコット賞を受賞した エバリン・ネスの絵が個性的で面白いです。2017/10/14
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