内容説明
ある、あたたかい春の日、突然大地が波打った。目の前には、信じられない光景が…!千葉県で起きた液状化の被害。千葉在住の著者が、自らの経験を絵と文で描く“記録絵本”。
著者等紹介
おぐろよしこ[オグロヨシコ]
1940年東京生まれ。子育てののち、美大でデザインを学ぶ。「千葉手作り絵本の会」に入り、現在まで40冊余の絵本を制作。全国で幼児・小学生に造形のおもしろさを伝える工作イベント「あそびの学校」に指導者として参加。『やさしさのタネ』(復刊ドットコム刊)で絵本作家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
27
3.11の地震。東北地方じゃなくてもこんな現象が起きていたのだ。液状化現象。そう言えば、ディズニーランドの駐車場でもそんな現象が起きたと聞いたような気がする。本当に自然現象は偉大で「諸行無常」を感じます。2013/08/19
遠い日
3
『やさしさのタネ』とは全く異なる絵のタッチ。3.11の日、東北ではなく千葉で起きた異変を、リアルに描いている。タイトル通りの“噴砂”は、地震の直後に起きて、家を傾かせ、人々から通常の暮らしを奪ってしまった。奪われた日常を取り戻す行いはそれぞれの選択。最後の「諸行無常」のことばに胸を刺される。2013/07/14
ヒラP@ehon.gohon
1
東日本大震災は、津波、原発と衝撃的なキーワードと地方性で語られているけれど、実は離れた千葉、東京湾内でも被害があったということは、そばに住んでいる自分にとっても希薄になってしまいました。 場所は浦安、ディズニーランドの近接地で、液状化現象のために大被害にあったことを絵本で見るのは始めて。 この災害が埋もれてしまわないように、この絵本も必要だと思います。 ただし、もう少し読者にわかりやすくしないと、知らない人には実感しにくい内容だと思いました。 2013/08/30
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