目次
船舶と海運の基礎知識
外航海運と内航海運
定期船と不定期船
海運事業
海運に使われる船舶の特性
港湾
国際複合輸送と国際複合一貫輸送
ロジスティクス
海運会社の役割
船の運航
港湾荷役
船の安全性
造船業
クルーズ客船ビジネス
コンテナ船ビジネス
港の在り方
著者等紹介
池田良穂[イケダヨシホ]
大阪府立大学名誉教授・特認教授、大阪経済法科大学客員教授。船舶工学、海洋工学、クルーズビジネス等が専門。専門分野での学術研究だけでなく、船に関する啓蒙書を多数執筆し、雑誌等への寄稿、テレビ出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まる@珈琲読書
9
★★★★★ ■タイトルどおり基礎から海運、港湾について学ぼうとした際に大変分かりやすく、また、幅広に書かれており役に立った。章末に課題があることで、確認のために読み返したり意識的に読んだりと理解を深める役に立った。船の仕組みから海運業、クルーズ船ビジネスにコンテナ船ビジネス、港のあり方まで、まずは広く浅く知識を得ることができた。 ■日本は四方が海の海洋国家だが、海洋ビジネスでは中韓の後塵を拝している。地理的条件もあろうが、既得権者や吝嗇政府によるものも少なくないのではと感じた。2025/04/06
J. Tamura
1
海上輸送の需要評価法が紹介されていたのが興味深かった。また、″おわりに″には海事産業というと理系産業と思われがちだが海運業の中心はなんといっても文系部門だ、と理系の著者がフォローしてくれていて大変ありがたい。2018/11/12