著者等紹介
鈴木力衛[スズキリキエ]
1911‐73年。1936年東大仏文科卒。1937‐39年日仏交換学生としてパリ大学に学ぶ。帰朝後、アテネ・フランセ講師をへて、1950年学習院大学教授。この間、東大、慶大、早大、明大等の講師を歴任。モリエールを中心とするフランス文学・演劇についての著・訳書多数。1958年岸田演劇賞受賞。本書の訳業により第6回(1969年度)日本翻訳文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェチョ
1
ここから話がダルダニャン中心ではなくなり、王宮の物語へと移る。お金も、地位もある方々は一人の男性、一人の女性には満足できないものなのか、得た幸せで足るを知る事こそ大切なのでは。 自然の描写も増えてきて綺麗な背景を思い描きながら様々なしがらみや葛藤が書かれていて読みにくいような読みやすいようななんともいえなかった。2017/01/21
Yasu
1
ダルタニャンは出てこず(笑)アンリエットをめぐる宮廷の恋愛模様。恋愛小説はほとんど読まず唯一読むのがジェーン・オースチンなのですが、本書の恋愛模様はなかなか面白い。アンリエットからルイ14世の恋愛に話が移っていく過程がなんともうまい。しかし、ラウルがルイズの気持ちを知ったらどうなっちゃうんだろう?そんな中にも第10巻「鉄仮面」への伏線が張られていくのが興味をそそる。2014/08/02
みんみん
1
王宮の恋模様がちょっと長め。王宮の人たち心変わり早いし、嫉妬しすぎだろ。第3部で大活躍のアラミスの動きが気になる8巻目。2012/07/29
グワカマーヨ
0
若者たちの奔放な恋愛模様。 ポルトスが、ポルトスが名前のリストにいないよー!涙2017/10/21
空飛び猫
0
若者の恋と、廷臣たちの陰謀と。 勝者は誰になるのか…2012/09/14