感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
としP
27
TSUTAYAで売っているものは、"ライフスタイル"である。それは「モノ(独占)」から「コト(共有)」へという流れだ。顧客が自らの生活を企画していくクリエイターとなる。その為に、最先端のIT技術を店舗に導入することが不可欠だ。他方で、他者からの情報から離れるオフの時間が精神バランスを取る上で必要だ。東京にリゾートを作り出す試みが必要。代官山は緑が多く、まさに「森の中の図書館」の様相を呈している。それがTSUTAYA代官山プロジェクトである。「知のストレージ」であり、顧客がインスパイアされる空間である。2017/04/23
ふろんた2.0
21
コンセプトには共感できる、代官山蔦屋書店の良さもわかるけど、あんまりライフスタイルの提案提案って言われちゃうとなあ。その層のライフスタイルが画一化されていくようで、どうだろうと思う。人それぞれやりたいことやればいいし、だらしない部分があったっていいと思う。それと、対談はカタカナ用語の羅列で何言ってるかわからないよ。フライングブックスを開業した人も同じ印象だったが、CCCってこんな感じなのか。以上、プレミアエイジになれないであろう私のやっかみレビューでした。2014/04/16
やまゆ
9
本やCDやDVDといったコンテンツにこだわらず、ライフスタイルを考えるというコンセプトがよくわかった。代官山というめぐまれた環境との相乗効果で、地方在住人からすると行ってみたくなる書店になったなあ。2014/04/14
あつ子🐈⬛
6
積ん読消化。名物社長(現会長)の本。まあ子供のまま大人になってしまったような方ですわね。飯野賢治さんとの噛み合っていない感じの対談が好ましい(笑)敵も批判も多いが、幸福な方なのではないだろうかと思う。 代官山蔦屋書店には尊敬するコンシェルジュさんがいらっしゃるので、一度行ってみたいなあ〜。2023/12/01
akinbo511
5
代官山のTUTAYAがターゲットとしている年齢を知って、確かにそんな雰囲気あるかも?と感じた。代官山の店舗には数回しか行ったことはないけれど、この本を読んでTUTAYA創業からのコンセプトを知り、改めて行ってみたいと思った。 2013/11/26