出版社内容情報
2020年前期のNHK朝のテレビ小説「エール」は、生涯に5000曲以上を作曲し、「国民的音楽家」と呼ばれた古関裕而氏とその妻・金子氏をモデルにしたドラマです。本書は、裕而・金子夫妻が歩んだ実際の人生を、エピソードと自身の言葉・写真でたどるもので、監修者は、夫妻の長男・正裕氏。とっておきのエピソードはもちろん、正裕氏所蔵の貴重な写真や手紙、資料などで夫妻の人生をわかりやすく紹介。また、正裕氏のインタビューも掲載します。
内容説明
NHK朝ドラ「エール」をもっと楽しむ!主人公“古山裕一”のモデル古関裕而とその妻・金子の名言と歩み。長男、正裕氏が語る父と母の面影。『紺碧の空』も『栄冠は君に輝く』も『六甲おろし』も『モスラの歌』も『君の名は』も『オリンピック・マーチ』もみんなみんな古関裕而作曲だった!
目次
第1章 音楽という赤い糸が結んだ恋(父の蓄音器で音楽に目覚める;福島から世界へ、国際コンクールに入選 ほか)
第2章 暗い世相を和ませた数々のメロディ(新妻 金子をともない東京へ;音楽学校へ入学し声楽家を目指した金子 ほか)
第3章 日本の復興を応援歌で励ます(菊田一夫と作った即興のラジオドラマ;スポーツソングの名手を決定づけた名曲 ほか)
第4章 平和の鐘よ永遠に鳴り響け(テレビ番組の審査員長でお茶の間にも;叙勲や受賞は数あれど一番うれしかったのは ほか)
長男古関正裕氏が語る父と母
著者等紹介
菊地秀一[キクチシュウイチ]
東京都生まれ。作家、アウトドアライター、歴史研究家。酒と旅と温泉をこよなく愛す。自著以外にも、温泉達人と呼ばれた故・野口悦男氏と15年にわたり温泉行脚し、氏の著作などもサポートした。日本温泉遺産を守る会運営委員、温泉の文化と安心を考える会世話人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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